除外を処理する
プロセス除外機能では、アプリケーションプロセスをリアルタイムファイルシステム保護から除外できます。
バックアップソリューションは、速度、プロセス整合性、およびサービスの可用性を改善することに努めています。そのために、通常、ファイルレベルのマルウェア保護と競合すると認識されている手法を使用しています。同様の問題は、仮想マシンのライブ移行を完了しようとするときにも発生する可能性があります。通常、このような状況を回避する唯一の効果的な方法は、マルウェア対策ソフトウェアを無効にすることです。
たとえば、バックアップソリューションのプロセスの場合、このような除外されたプロセスに基づくすべてのファイル処理が無視され、安全であると見なされるため、バックアップ処理の中断を最小限に抑えることができます。除外を作成するときには注意してください。除外を作成するときには注意してください。除外されたバックアップツールは、アラートをトリガーせずに感染ファイルにアクセスできます。このため、拡張権限はリアルタイム保護モジュールでのみ許可されています。
この機能は、バックアップツールを除外することを目的としています。バックアップツールの検査プロセスを除外すると、システムの安定性が保証されます。またバックアップの実行中に速度が低下しないため、バックアップのパフォーマンスに影響しません。最終的に、競合の可能性のリスクが最小限に抑えられます。
除外されたプロセスのリストにバイナリを追加する
1.ESET PROTECTで、ポリシー > 新しいポリシーをクリックし、ポリシーの名前を入力します。
2.設定をクリックし、ドロップダウンメニューからESET Endpoint for Linux (V7+)を選択します。
3.保護 > リアルタイムファイルシステム保護をクリックします。
4.リアルタイムファイルシステム保護 > プロセス除外セクションで、検査から除外するプロセスの横の編集をクリックします。
5.[追加]をクリックします。
6.バイナリの絶対パスを入力します。
7.保存を2回クリックします。
8.設定 > 割り当てをクリックします。ポリシーが適用されるコンピューターの任意のグループを選択します。
9.OKをクリックしてから、完了をクリックします。
バイナリが除外に追加されるとすぐに、ESET Endpoint Antivirus for Linuxはそのアクティビティの監視を停止します。そのバイナリによって実行されるファイルオペレーションで検査は実行されません。
既存のプロセスを編集するか、除外から削除することもできます。
検出除外のエクスポート/インポート
プロセス除外ファイルをエクスポートするには、次の手順を実行します。
1.ESET PROTECTで、ポリシー > 新しいポリシーをクリックし、ポリシーの名前を入力します。
2.設定をクリックし、ドロップダウンメニューからESET Endpoint for Linux (V7+)を選択します。
3.保護 > リアルタイムファイルシステム保護をクリックします。
4.リアルタイムファイルシステム保護 > プロセス除外セクションで、検査から除外するプロセスの横の編集をクリックします。
5.[エクスポート]をクリックします。
6.エクスポートされたデータのダウンロードの横のダウンロードアイコン
をクリックします。
7.ブラウザーでファイルを開くまたは保存するように指示された場合は、保存を選択します。
エクスポートされたプロセス除外ファイルをインポートする:
1.ESET PROTECTで、ポリシー > 新しいポリシーをクリックし、ポリシーの名前を入力します。
2.設定をクリックし、ドロップダウンメニューからESET Endpoint for Linux (V7+)を選択します。
3.保護 > リアルタイムファイルシステム保護をクリックします。
4.リアルタイムファイルシステム保護 > プロセス除外セクションで、検査から除外するプロセスの横の編集をクリックします。
5.インポートをクリックしてから、参照アイコン
をクリックして、エクスポートされたファイルを参照し、開くをクリックします。
6.インポート > OK > 保存をクリックします。
7.設定 > 割り当てをクリックします。ポリシーが適用されるコンピューターの任意のグループを選択します。
8.OKをクリックしてから、完了をクリックします。