ESET Secure Authentication – 目次

FIDO

バージョン2.8以降、ESET Secure Authentication (ESA)は、FIDO2 (およびFIDO U2F)認証標準)をサポートするデバイスで二要素認証(2FA)をサポートします。FIDOの詳細を参照してください

要件

  • Web Authentication APIをサポートするWebブラウザー
    • Mozilla Firefox
    • Google Chrome
    • Microsoft Edge

サポートされているブラウザーの最新情報については、Web Authentication APIブラウザーの互換性を参照してください。

  • セキュア接続(HTTPS) (自己署名証明書も使用可能)

サポートされている環境

  • ESAによって保護されたWebベースのログイン環境:

備考

ESET Secure AuthenticationでのFIDOの実装は、まだFIDOアライアンスによって認定されていません。

ESAWebコンソールでの設定

Settings > FIDOの構成は、上級のFIDO管理者向けであり、変更する必要はありません。

  • ユーザーの検証
    • 必須 - FIDO対応の認証子は、ユーザー検証(生体認証やPINコードなど)をサポートしている必要があります。ユーザー検証がないと、FIDO対応の認証ツールを2番目の認証要素として使用できません。
    • 優先 - FIDO対応の認証ツールがユーザー検証をサポートすることが推奨されますが、必須ではありません。
    • 非推奨 - FIDO対応の認証ツールがユーザー検証をサポートしているかどうかは関係ありません。
  • 認証タイプ
    • プラットフォーム(オンバウンド): FIDO認証ツールは、デバイスの組み込みソリューション(ソフトウェア、ハードウェア)であり、2番目の認証要素として使用されます。
    • クロスプラットフォーム(ローミング): FIDO認証ツールは取り外し可能で、複数のデバイスで使用できます。
    • 指定なし - FIDO認証ツールが取り外し可能かどうかは関係ありません。

備考

FIDOオリジン

FIDOを使用してFIDOオリジンを自動的に設定するには、自己登録を有効にする必要があります。

ユーザーのFIDOを有効化する

  1. Settings > Enrollmentに移動します。
  2. メッセージが表示されたら、会社を選択します。
  3. FIDOを有効にし、Saveをクリックします。
  4. Usersに移動し、該当するユーザーを選択します。
  5. FIDOをオンにし、Saveをクリックします。
  6. ユーザーは、自己登録中に設定を完了する必要があります。