メール隔離

電子メールメッセージと、添付ファイルなどのコンポーネントは、従来のファイル隔離ではなく、メール隔離に入ります。メール隔離は、迷惑メール、マルウェアやフィッシングメッセージを含む感染した添付ファイルを管理するためのより便利な方法です。メッセージを処理するESET Mail Security保護モジュールによって、電子メールがメール隔離に入る理由は異なります(マルウェア対策、迷惑メール対策、フィッシング対策、送信者スプーフィング保護、ルール)。

アイコンでフィルタリング

添付ファイル、電子メール、または添付ファイル付きの電子メールのみを表示するには、アイコンを使用して、メッセージをフィルタリングできます。

タイムスパン

隔離された電子メールを表示する期間を選択します。カスタムをクリックすると、日付範囲(開始日と終了日)を指定できます。

クイック検索

文字列をテキストボックスに入力し、表示された電子メールをフィルタリングできます(すべての列が検索されます)。

原因

チェックボックスを使用して、タイプ別にフィルタリングします(迷惑メール、マルウェア、ルール、フィッシング、偽装された送信者)。

リリース

Replayディレクトリを使用して電子メールを元の受信者にリリースし、隔離から削除します。はいをクリックすると、アクションを確認します。隔離された項目が、メールが無効な公開フォルダーからの添付ファイルである場合、[リリース]ボタンは使用できません。

削除

項目を隔離から削除します。はいをクリックすると、アクションを確認します。GUIから削除された項目は、隔離ビューから削除されますが、まだ保存されています。これらは後(既定では3日後)から自動的に削除されます。

復元先を指定

このオプションでは、添付ファイルを指定した場所に復元できます。添付ファイルでのみ使用できます(メッセージでは灰色表示されます)。メッセージ全体を処理する必要がある場合は、この目的でリリース機能を使用します。

隔離メール詳細

隔離されたメッセージをダブルクリックするか、詳細を右クリックして選択すると、新しいウィンドウが開き、隔離された電子メールメッセージの詳細が表示されます。RFC電子メールヘッダーの電子メールの詳細情報も表示されます。

隔離された添付ファイル詳細

添付ファイルをダブルクリックすると、詳細ダイアログが電子メールメッセージ詳細ダイアログと比較されます。RFCヘッダーは使用できません。代わりに、添付ファイルエンベロープテキストがある領域が表示されます。メール隔離からリリースするときに、添付ファイルエンベロープのカスタムテキストを入力できます。

アクションはコンテキストメニューでも使用できます。必要に応じて、リリース、削除、完全に削除をクリックして、隔離された電子メールメッセージで処理を実行します。はいをクリックして、処理を確定します。完全に削除を選択すると、メッセージはファイルシステムから削除されます。削除の場合、メール隔離マネージャビューから項目が削除されます。