ESET LiveGuard Advanced

ESET LiveGuard Advanced は、ESETクラウドベース技術を活用して、新しい未確認のタイプの脅威を検出することで、セキュリティを強化します。これは有償サービスです。ESET LiveGrid®に似ていますが、ESET LiveGuard Advancedの利点は、新しい脅威が原因の考えられる結果から保護されることです。ESET LiveGuard Advancedが不審なコードや動作を検出した場合、一時的にESET LiveGuard Advanced隔離に入れることで、さらなる脅威アクティビティを防止します。

不審なサンプル(ファイルまたは電子メールメッセージ)は自動的にESET Cloudに送信され、最先端のマルウェア検出エンジンによって、ESET LiveGuard Advancedサーバーで分析されます。ファイルまたは電子メールはESET LiveGuard Advanced隔離に移動され、ESET Mail SecurityはESET LiveGuard Advancedサーバーからの結果を待機します。

分析の完了後、観察されたサンプルの動作の概要を説明したレポートがESET Mail Securityから送信されます。サンプルが無害であると判明した場合は、ESET LiveGuard Advanced隔離からリリースされます。そうでない場合は、隔離に残ります。誤検出で、ファイルまたはメールが脅威でないことが確かである場合は、ESET LiveGuard AdvancedでESET Mail Securityサーバー結果を受信する前に、手動でESET LiveGuard Advanced隔離からリリースすることができます。

サンプルのESET LiveGuard Advanced結果は、通常、電子メールメッセージから数分以内に到着します。ただし、既定の待機間隔は5分に設定されています。ごくまれに、ESET LiveGuard Advanced結果がこの時間内に到着しないときには、メッセージがリリースされます。間隔は任意の時間(5～60分の範囲で、1分単位)に設定できます。

ESET LiveGuard Advanced機能は、アクティベーションステータスに関係なく、ESET Mail Securityに表示されます。ライセンスがない場合は、ESET LiveGuard Advancedは無効です。ESET LiveGuard Advancedライセンスは、ESET PROTECTによって管理されます。アクティベーション自体は、ポリシーを使用してESET PROTECTから実行する必要があります。

ESET LiveGuard Advancedがアクティベーションされると、独自のESET LiveGuard AdvancedプロファイルがESET LiveGuard Advancedサーバーに作成されます。このプロファイルには、ESET LiveGuard Advancedによって送信されたサンプルのすべてのESET Mail Security分析結果が保存されます。

ESET LiveGuard Advanced機能が動作するには、次を満たす必要があります。

ESET Mail Securityを使用した管理 ESET PROTECT

ESET Mail Securityライセンスを使用してアクティベーションされたESET LiveGuard Advanced

ESET LiveGuard Advancedポリシーを使用してESET Mail SecurityでESET PROTECTを有効にする

ESET LiveGuard Advancedを完全に活用し、ESET LiveGuard Advanced分析のためにサンプルを手動で送信できます。