ESET脆弱性とパッチ管理(VAPM)
ESET脆弱性とパッチ管理(VAPM)は、OSとアプリケーションの脆弱性を管理し、適用されたパッチのステータスを提供するソリューションです。VAPMを使用することで、古いオペレーティングシステムやアプリケーションの脅威による影響を受けやすいコンピューターを特定できます。クライアントコンピューターを検査して、セキュリティリスクに対して脆弱なインストール済みソフトウェアを検出します。クライアントコンピューターの脆弱性情報には、重大度(リスクスコア)が割り当てられます。ESET PROTECT Webコンソールへの即時レポートを伴う自動検査により、重大度に基づいて脆弱性に優先順位を付け、セキュリティリスクを管理し、リソースを効果的に割り当てることができます。幅広いフィルタリングオプションにより、重大なセキュリティ問題を特定し、集中して対処できます。さらに、スケジューラを使用して、定期的な脆弱性検査を自動的に実行できます。実際のパッチ適用は手動で行われるため、パッチ適用を行うタイミングとコンピューターを再起動するタイミング(再起動が必要となる場合)を完全に制御できます。
予防策として脆弱性を管理し、セキュリティパッチを迅速に適用することで、最新のパッチでOSとアプリケーションを最新の状態に保つことができ、既知の脆弱性やエクスプロイトにさらされるリスクを減らせます。
ESET脆弱性とパッチ管理の主な機能:
•クライアントの脆弱性情報を自動的に収集
•脆弱性の重大度を設定
•対象クライアントの一覧
前提条件:
ESET脆弱性とパッチ管理(VAPM)を使用するには、クラウドベースのセキュリティ管理ツールであるESET PROTECTでコンピューターを管理する必要があります。 VAPMはESET PROTECT On-Premでは使用できません。 |
次のいずれかのESET PROTECTプラットフォームティアがあることを確認します。
•ESET PROTECT Complete
•ESET PROTECT Elite
•ESET PROTECT MDR
•ESET PROTECT MDR Ultimate
ESET PROTECTでESET脆弱性とパッチ管理を有効にして設定するには、ESET PROTECTオンラインヘルプで詳細を参照してください。FAQも参照できます。
ESET Mail Securityの利用可能なVAPM設定:
•脆弱性とパッチ管理を有効にする
•脆弱性とパッチ管理スケジューラ
•パッチ管理に必要な最小ディスク容量
アプリケーションの自動パッチ管理、OSの自動アップデート、コンピューターの再起動などの設定は、ESET Mail Securityでは利用できません。これらは、ESET Endpoint Security for Windowsを実行しているクライアントコンピューター向けです。