ローカル隔離
ローカル隔離はローカルファイルシステムを使用して、隔離された電子メールとSQLiteデータベースをインデックスとして保存します。保存された隔離された電子メールファイルとデータベースファイルはセキュリティのため暗号化されます。これらのファイルはC:\ProgramData\ESET\ESET Mail Security\MailQuarantine (Windows Server 2012)の下にあります。
隔離されたファイルをドライブ以外のディスクに保存する場合は、ESET Mail Security データフォルダへのパスをのインストール中に変更する必要があります。 |
ローカル隔離機能:
•迷惑メールと隔離された電子メールメッセージはローカルファイルシステムに保存されます。Exchangeメールボックスデータベースには保存されません。
•ローカルで保存された隔離済み電子メールファイルを暗号化し、圧縮します。
•メール隔離マネージャーの代替としてのメール隔離Webインターフェイス。
•スケジュールされたタスクとして、指定された電子メールアドレスにメール隔離レポートを送信します。
•隔離ウィンドウから隔離済み電子メールファイルを削除し(既定では21日後)、指定された日数後に自動的に削除されるまで、ファイルシステムに保存します。
•古い電子メールファイルを自動的に削除します(既定では3日後)。詳細については、ファイル保存設定を参照してください。
•eShellを使用して、削除された隔離済み電子メールファイルを復元できます(まだファイルシステムから削除されていないことが前提)。
•隔離された電子メールメッセージを検査して、削除するか解放するかを決定できます。ローカルで隔離された電子メールメッセージを表示および管理するには、メインプログラムウィンドウのメール隔離マネージャーまたはメール隔離Webインターフェイスを使用できます。
ローカル隔離を使用する際の問題は、ハブ転送サーバーロールの複数のサーバーでESET Mail Securityを実行する場合に、各サーバーのローカル隔離を個別に管理する必要があることです。メールサーバーが多いほど、管理が必要な隔離も多くなります。 |