データベース検査アカウント詳細
このダイアログウィンドウは、データベース検査のユーザー名とパスワードを指定する必要がある場合に表示されます。このウィンドウでEWS (Exchange Web Services)にアクセスできるユーザーの資格情報を指定し、OKをクリックします。あるいは、詳細設定 > サーバー > オンデマンドメールボックスデータベース検査に移動します。
1.ユーザー名を入力し、設定をクリックして、このユーザーアカウントのパスワードを入力し、[OK]をクリックします。
2.アカウント情報の保存を選択し、アカウント設定を保存します。そうでない場合、アカウント情報の保存を選択してアカウント設定を保存すると、オンデマンドメールボックスデータベース検査を実行するたびにアカウント情報を入力する必要があります。
ユーザーアカウントにExchange Web Services (EWS)への適切なアクセス権がない場合、「ApplicationImpersonation」ロール割り当ての作成を選択し、このロールをユーザーアカウントに割り当てます。あるいは、ApplicationImpersonationロールを手動で割り当てることができます。
検査エンジンがExchangeメールボックスデータベース内のユーザーメールボックスを検査するには、検査アカウントにApplicationImpersonationロールが割り当てられている必要があります。Exchange Server 2010以降を実行している場合は、新しい無制限のEWS調整ポリシーがユーザーアカウントに作成されます。 必ず、検査アカウントにEWS調整ポリシーを設定し、ESET Mail Securityによる処理要求が多くなりすぎないようにします。このようになると、要求の一部がタイムアウトする場合があります。調整ポリシーについては、EWSベストプラクティスとクライアント調整ポリシーの詳細記事を参照してください。また、詳細と例については、特定のユーザーのユーザー調整設定の変更記事を参照してください。 |
手動でユーザーアカウントにApplicationImpersonationロールを割り当て、このアカウントの新しいEWS調整ポリシーを作成する場合は、次のコマンドを使用できます(ESET-user名の部分はシステムの実際のアカウント名で置換します。$nullに数値を入れると、EWSスロットリングポリシーの制限を設定することもできます)。
Exchange Server 2010
New-ManagementRoleAssignment -Name:ESET-ApplicationImpersonation -Role:ApplicationImpersonation -User ESET-user
適用されるには、しばらくかかる場合があります。
New-ThrottlingPolicy -Name ESET-ThrottlingPolicy -EWSFindCountLimit $null -EWSFastSearchTimeoutInSeconds $null -EWSMaxConcurrency $null -EWSPercentTimeInAD $null -EWSPercentTimeInCAS $null -EWSPercentTimeInMailboxRPC $null
Set-ThrottlingPolicyAssociation -Identity user-ESET -ThrottlingPolicy ESET-ThrottlingPolicy
Exchange Server 2013、2016、2019
New-ManagementRoleAssignment -Name:ESET-ApplicationImpersonation -Role:ApplicationImpersonation -User ESET-user
適用されるには、しばらくかかる場合があります。
New-ThrottlingPolicy -Name ESET-ThrottlingPolicy -EWSMaxConcurrency Unlimited -EwsCutoffBalance Unlimited -EwsMaxBurst Unlimited -EwsRechargeRate Unlimited
Set-ThrottlingPolicyAssociation -Identity ESET-user -ThrottlingPolicy ESET-ThrottlingPolicy