ESETオンラインヘルプ

トピックを選択

検査

オンデマンドスキャナーはESET Mail Securityの重要な要素です。コンピューターのファイルとフォルダーの検査を実行するために使用されます。ネットワークのセキュリティを保証するには、感染が疑われるときにのみコンピューターの検査が実行されるのではなく、日常のセキュリティ対策の一部として定期的に検査が実行されます。

システムの詳細検査を定期的に実行(1か月に1回など)し、リアルタイムファイルシステム保護で検出されないウイルスを検出することをお勧めします。これは、リアルタイムファイルシステム保護が無効なときに脅威が侵入した場合、検出エンジンがアップデートされていない場合、または最初にディスクに保存されたときにファイルが検出されなかった場合に発生する可能性があります。

ESET Mail Securityで使用可能なオンデマンド検査を選択します。

メールボックスデータベース検査

オンデマンドデータベース検査を実行できます。検査するパブリック フォルダ、メールサーバー、 メールボックスを選択できます。また、スケジューラーを使用し、特定の時刻またはイベントでデータベース検査を実行できます。


note

Microsoft Exchange Server 2007、2010、2013、2016を実行している場合、メールデータベース保護オンデマンドデータベース検査を選択できます。一度に1つの保護タイプのみをアクティブにできます。オンデマンドデータベース検査を使用する場合は、サーバーの下の詳細設定でメールボックスデータベース保護の統合を無効にする必要があります。そうでないと、オンデマンドデータベース検査を使用できません。

Microsoft 365メールボックス検査

Microsoft 365ハイブリッド環境のリモートメールボックスを検査できます。

ストレージ検査

ローカルサーバー上のすべての共有フォルダを検査します。ストレージ検査 が利用できない場合、サーバー上に共有フォルダがないことを意味しています。

コンピューターの検査

コンピューター検査を迅速に開始し、ユーザー操作なく感染ファイルを駆除できます。コンピューター検査の利点は、操作が簡単で、詳細な検査設定を必要としないことにあります。スマート検査はローカルドライブですべてのファイルを確認し、検出された侵入を自動的に駆除または削除できます。駆除レベルは自動的に既定値に設定されます。駆除の種類については、駆除を参照してください。


note

コンピューターの検査を最低でも月に1回は実行することをお勧めします。検査をスケジュールされたタスクとして設定できます。

カスタム検査

カスタム検査は、検査対象や検査方法などの検査パラメーターを指定する場合に最適なソリューションです。カスタム検査の利点は、検査パラメーターを詳細に設定できることです。設定はユーザー定義検査プロファイルに保存できます。これは、同じパラメーターを使用して、検査が繰り返し実行される場合に有用です。

リムーバブルメディア検査

スマート検査と同じように、コンピュータに接続されているリムーバブルメディア(CD/DVD/USBなど)の検査をすばやく開始します。これは、USBフラッシュドライブをコンピュータに接続し、マルウェアや他の潜在的な脅威についてそのコンテンツを検査する場合に便利です。この検査は、[カスタム検査]をクリックし、[検査の対象]ドロップダウンメニューから[リムーバブルメディア]を選択して、[検査]をクリックして開始することもできます。

Hyper-V検査

Hyper-V ManagerがESET Mail Securityを実行するサーバーにインストールされている場合にのみ、このオプションがメニューに表示されます。Microsoft Hyper-V Server 上の仮想マシン(VM)ディスクの検査を実行できます。特定のVM上で「エージェント」は不要です。

前回検査の繰り返し

正確に同じ設定を使用し、前回の検査処理を繰り返します。


note

オンデマンドデータベース検査が存在する場合は、前回の検査を繰り返し機能は使用できません。

scan_custom_progress

オプションを使用して、検査ステータスに関する詳細を表示します。

ファイルのドラッグアンドドロップ

ファイルをESET Mail Security検査ウィンドウにドラッグアンドドロップすることもできます。これらのファイルはすぐにウイルス検査されます。

消去/すべて消去

指定されたメッセージを消去します。

検査ステータス

初期検査のステータスを示します。このスキャンは完了したか、ユーザーによって中断されました。

ログを表示する

詳細情報を表示します。

詳細

検査実行中に、検査を実行したユーザー、さまざまな検査されたオブジェクト、検査時間などの詳細を表示できます。 オンデマンドデータベース検査が実行中の場合は、検査を実行したユーザーが表示されます。検査処理中にEWS (Exchange Web Services)に接続するために使用されている実際のデータベース検査アカウントは表示されません。

検査ウィンドウを開く

検査の進行状況ウィンドウには、検査の現状および悪意のあるコードが含むファイルの数に関する情報が表示されます。