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Apache HTTPプロキシのトラブルシューティング


note

ESET Bridgeは、ESET製品の優先プロキシソリューションです。

ESETは、前のApache HTTP Proxyに代わるプロキシコンポーネントとして、ESET BridgeをESET PROTECT On-Prem 10.0 (以降)で配布します。ESET BridgeとApache HTTPプロキシの比較を参照してください。

ESET LiveGuard Advancedでエラーが発生し、Apache HTTPプロキシを使用して、通信をキャッシュに格納している場合は、Apache HTTPプロキシの診断ログを有効にして、問題を調査できます。さらに分析するために、ログをESETテクニカルサポートに提出することができます。

診断ログはパフォーマンスの負荷が大きいプロセスです。パフォーマンスが低下する可能性があることに注意し、一時的にのみ使用してください。必要な期間に限りログを有効にしてください。

Apache HTTPプロキシの診断ログを有効にする

1.次のコマンドを使用して、Apache HTTPプロキシサービスを停止します。sc stop ApacheHttpProxy

2.構成ファイルhttpd.confをバックアップします。通常、C:\Program Files\Apache HTTP Proxy\confにあります。

3.次の説明に従い、設定ファイルを修正します。

a)次のコメントを解除します(先頭の#を削除)。
LoadModule log_config_module modules/mod_log_config.dll

b)<IfModule log_config_module>セクションの先頭に次の行を追加します。

c)次の行をコメントにします(先頭に#を追加)。
CustomLog "logs/access.log" common

d)CacheLockMaxAge 10の行をCacheLockMaxAge 15に変更します

e)ProxyTimeOut 900の行をProxyTimeOut 1200に変更します

f)<VirtualHost *:3128>セクションで、ServerName r.edtd.eset.comの行の下に、次の行を追加します。
<If "%{REQUEST_METHOD} == 'CONNECT'">
Require all denied
</If> 

g)次の行を変更します。
ProxyPass / https://r.edtd.eset.com/ timeout=300 keepalive=On ttl=100 max=10 smax=10

ProxyPass / https://r.edtd.eset.com/ timeout=300 enablereuse=On keepalive=On ttl=100 max=100 smax=10

h)ファイルの最後に次の行を追加します。

4.httpd.confファイルを保存し、Apache HTTP Proxyサービスを開始します。
sc start ApacheHttpProxy

次のステップ

必要な期間に限りログを保持し、無効にした後にログをコピーします。ログは次の場所にあります。

C:/Program Files/Apache HTTP Proxy/logs/error.log

C:/Program Files/Apache HTTP Proxy/logs/access.log

診断ロギングを無効にするには:

1.Apache HTTP Proxy サービスを停止します。

2.バックアップから構成ファイルを元に戻します。

3.Apache HTTP Proxyサービスを起動します。