オールインワンインストーラーを使用したApache HTTPプロキシのアップグレード(Windows)

最新のESET PROTECTオールインワンインストーラーをダウンロードした場合は、この方法を使用して、迅速にApache HTTP Proxyを最新バージョンにアップグレードできます。最新のインストーラーをダウンロードしない場合は、手動Apache HTTPプロキシアップグレード方法を使用します。

1.次のファイルをバックアップします。

C:\Program Files\Apache HTTP Proxy 2.[x.xx]\conf\httpd.conf

C:\Program Files\Apache HTTP Proxy 2.[x.xx]\bin\password.file

C:\Program Files\Apache HTTP Proxy 2.[x.xx]\bin\group.file

2.setup.exeファイルをダブルクリックして、オールインワンインストーラーを起動します。ようこそ画面で次へをクリックします。

3.すべてのコンポーネントをアップグレードを選択し、次へをクリックします。

package_installation_upgrade

4.エンドユーザーライセンス契約を読んで、同意して、次へをクリックします。

5.コンポーネントで、アップグレード可能なESET PROTECTコンポーネントを確認して、次へをクリックします。

package_installation_components_to_upgrade

6.インストール前チェックに従い、システムがすべての前提条件を満たしていることを確認します。

7.アップグレードをクリックして、ESET PROTECTアップグレードを開始します。システムとネットワーク構成によっては、アップグレードに時間がかかる場合があります。

8.アップグレードが完了したら、完了をクリックします。


important

オールインインインストーラーはhttpd.confを上書きし、元の設定をhttpd.conf.oldに保存します。カスタムApache HTTPプロキシ設定を保持するには、設定をバックアップし、再利用します

9.ブラウザーで次のURLにアクセスし、Apache HTTPプロキシへの接続をテストします。

http://[IP address]:3128/index.html

トラブルシューティング

問題のトラブルシューティングを実行するには、Apache HTTPプロキシログファイルを確認してください。

以前のApache HTTPプロキシのインストールでhttpd.confファイルのカスタム設定を行った場合は、次の手順に従います。

1.管理コマンドプロンプトを開き、次のコマンドを実行して、ApacheHttpProxyサービスを停止します。

sc stop ApacheHttpProxy

2.ユーザー名/パスワードを使用して、Apache HTTP Proxyにアクセスする場合(Apache HTTP Proxyインストールトピック)は、次のコードのブロックを置換します。

<Proxy *>
 Deny from all
</Proxy>

次のコードブロック(httpd.confのバックアップにあります)を使用します。

<Proxy *>
 AuthType Basic
 AuthName "Password Required"
 AuthUserFile password.file
 AuthGroupFile group.file
 Require group usergroup
 Order deny,allow
 Deny from all
 Allow from all
</Proxy>

3.Apache HTTPプロキシの前のインストールの代わりにhttpd.confファイルの他のカスタマイズがある場合は、httpd.conf.old (または手順1のhttpd.confバックアップ)から新しい(アップグレードされた) httpd.confファイルにこれらの修正を手動でコピーします。

4.変更を保存し、昇格されたコマンドプロンプトで次のコマンドを実行し、ApacheHttpProxyサービスを起動します。

sc start ApacheHttpProxy