モバイルデバイスコネクターインストール - Windows
場所に関係なく、常にモバイルデバイスを管理できるように、モバイルデバイスコネクターはインターネットからアクセスできる必要があります。 |
ESET PROTECTサーバーがホストされているデバイスとは別のホストデバイスにMDMコンポーネントを展開することをお勧めします。 |
次の手順に従い、WindowsでESET PROTECTサーバーのMobile Device Connectorをインストールします。
すべてのインストール前提条件を満たしていることを確認します。 |
1.ESET PROTECTダウンロードセクションにアクセスし、このESET PROTECTコンポーネントのスタンドアロンインストーラーをダウンロードします。 (mdmcore_x64.msi).
2.モバイルデバイスコネクター インストーラを実行し、同意する場合はEULAを承諾します。
3.[参照]をクリックして、HTTPS経由の通信で使用するSSL証明書の場所に移動し、この証明書のパスワードを入力します。
4.MDMホスト名またはIPアドレス:MDMホスト名またはIPアドレスを指定します。インターネットからモバイルデバイスがアクセスする場合は公開ドメインまたは公開IPアドレスを指定します。
MDMホスト名をHTTPSサーバー証明書で指定されたフォームに入力する必要があります。そうでない場合、iOSモバイルデバイスはMDMプロファイルのインストールを拒否します。たとえば、HTTPS証明書でIPアドレスが指定されている場合、このIPアドレスをMDMホスト名またはIPアドレスフィールドに入力します。FQDN (たとえばmdm.mycompany.com)がHTTPS証明書で指定されている場合、このFQDNをMDMホスト名フィールドに入力します。ワイルドカード* (たとえば*.mycompany.com)がHTTPS証明書で使用される場合、mdm.mycompany.comをMDMホスト名フィールドで使用できます。 |
5.インストーラーはモバイルデバイスコネクターで使用される既存のデータベースに接続する必要があります。次の接続詳細を指定します。
•データベース:Windows認証によるMySQL Server/MS SQL Server/MS SQL Server
•ODBCドライバ:MySQL ODBC 5.1 Driver/MySQL ODBC 5.2 Unicode Driver/MySQL ODBC 5.3 Unicode Driver/MySQL ODBC 8.0 Unicode Driver/SQL Server/SQL Server Native Client 10.0/ODBC Driver 11 for SQL Server/ODBC Driver 13 for SQL Server/ODBC Driver 17 for SQL Server/ODBC Driver 18 for SQL Server
•データベース名:定義済みの名前を使用するか、必要に応じて変更することをお勧めします。
•ホスト名:ホスト名またはデータベースサーバーのIPアドレス
•ポート: データベースとの接続で使用されます。
•データベース管理者アカウントのユーザー名/パスワード
• 名前付きインスタンスを使用する - MS SQLデータベースを使用している場合は、名前付きインスタンスを使用するチェックボックスを選択し、カスタムデータベースインスタンスを使用できます。HOSTNAME\DB_INSTANCEの形式でホスト名フィールドで設定できます。(例: 192.168.0.10\ESMC7SQL)。クラスタデータベースの場合、クラスタ名のみを使用します。このオプションを選択する場合、データベース接続ポートを変更できません。Microsoftの既定のポートが使用されます。フェールオーバークラスターにインストールされたMS SQLデータベースにサーバーを接続するには、ホスト名フィールドにESET PROTECTクラスタ名ーを入力します。
ESET PROTECTデータベースと同じデータベースサーバーを使用できますが、80台を超えるモバイルデバイスを登録する計画の場合には、別のDBサーバーを使用することをお勧めします。 |
6.新しく作成されたモバイルデバイスコネクターデータベースのユーザーを指定します。新しいユーザーを作成するか、既存のデータベースユーザーを使用できます。データベースユーザーのパスワードを入力します。
7.サーバーホスト(ESET PROTECTサーバーの名前またはIPアドレス)とサーバーポート(既定のポートは2222です。別のポートを使用する場合は、既定のポートをカスタムポート番号で置換します)
8.MDMコネクターをESET PROTECTサーバーに接続するためのポートESET PROTECTサーバーへの接続に必要なサーバーホストとサーバーポートを入力し、サーバー支援インストールまたはオフラインインストールを選択して続行します。
•サーバー支援インストール - ESET PROTECT Webコンソール管理者資格情報を提供します。インストーラーが必要な証明書を自動的にダウンロードします。また、サーバー支援インストールに必要な権限も確認します。
1.サーバーホスト (ESET PROTECTサーバーの名前またはIPアドレス)とWebコンソールポート (カスタムポートを使用しない場合は既定のポート2223を使用)を入力します。また、Webコンソール管理者認証情報(ユーザー名/パスワード)を指定します。
2.証明書を許可するように指示されたら、[はい]をクリックします。手順10に進みます。
•オフラインインストール - プロキシ証明書と認証局を指定する必要があります。これは、ESET PROTECTからエクスポートできます。あるいは、カスタム証明書と適切な認証局を使用できます。
1.ピア証明書の横の[参照]をクリックし、ピア証明書の場所に移動します(これはESET PROTECTからエクスポートしたプロキシ証明書です)。[証明書パスワード]テキストフィールドは空欄にします。この証明書にはパスワードが必要ないためです。
2.認証局の手順を繰り返し、手順10に進みます。
ESET PROTECTで(ESET PROTECTインストール中に自動的に生成された既定の証明書の代わりに)カスタム証明書を使用する場合、プロキシ証明書を指定するように指示されるときにこれらを使用する必要があります。 |
9.モバイルデバイスコネクターのインストール先フォルダ(既定の場所を推奨)を指定し、[次へ]をクリックしてから、[インストール]をクリックします。
10. インストールが完了した後、Webブラウザーまたはモバイルデバイスからhttps://your-mdm-hostname:enrollment-port (たとえばhttps://mdm.company.com:9980)を開き、Mobile Device Connectorが正常に実行されているかどうかを確認します。インストールが成功したら、次のメッセージが表示されます。MDMサーバーが起動して実行中です。
11. ESET PROTECTからMDMをアクティブ化できます。