HTTPプロキシインストール
HTTPプロキシについて
HTTPプロキシは、ESET ManagementエージェントとESET PROTECTサーバーと間の暗号化された通信を転送します。既定では、ESET PROTECTはApache HTTPプロキシをHTTPプロキシとして使用します。
ESET ManagementエージェントがESET PROTECTサーバーに対してネットワークの可視性がない場合にのみ、HTTPプロキシを使用します。HTTPプロキシは、通信を集約したり、ネットワークトラフィックを低減したりすることをしません。
HTTPプロキシを使用するコンピューターにESET Managementエージェントをインストールすることをお勧めしますが、必須ではありません。ESET ManagementエージェントはHTTPプロキシアプリケーションを管理(設定)できません。
インストール前の手順
エージェントとESET PROTECTサーバー間の通信プロトコルは、認証をサポートしません。ESET PROTECTサーバーへのエージェント通信の転送で使用されるプロキシソリューションと必要な認証は動作しません。 Webコンソールまたはエージェントで既定以外のポートを使用する場合は、ファイアウォールの調整が必要になることがあります。そうでない場合、インストールが失敗する可能性があります。 |
インストールおよび構成
Apache HTTP Proxyは、別のインストーラーかオールインワンESET PROTECTインストーラーからインストールできます。
•オールインワンインストーラーからのインストールでは、パッケージ全体をダウンロードする必要がありますが、簡単な方法でできます。ダウンロードしたインストーラーを実行し、Apache HTTPプロキシのみをインストーラーセレクターから選択します。Apacheがインストールされた後、それを設定する必要があります。
•スタンドアロンインストーラーからのインストールはより高度ですが、ダウンロードサイズがわずか数MBになります。インストールおよび設定手順を参照してください。
クライアント数が多い場合は、HTTPプロキシを設定します。
64ビットのApache HTTPプロキシを使用する場合は、Apache HTTP Proxyのスレッド上限を増やすことができます。Apache HTTP Proxyフォルダー内のhttpd.conf設定ファイルを編集します。ファイル内で次の設定を見つけて、クライアントの数に合わせて値を更新します。
例の5000の値を任意の数で置き換えます。最大値は32000です。
ThreadLimit 5000
ThreadsPerChild 5000
ファイルの他の部分は変更しないでください。