HTTPプロキシ
HTTPプロキシの概要とどのように役立つのか
HTTPプロキシは、エージェントコンピューターがサーバーに到達できない環境で、エージェントからESET PROTECTサーバーに通信を転送します。
プロキシはESET PROTECTでどのように動作しますか。
ESET PROTECT9は、カスタムバージョンのApache HTTP Proxyをプロキシコンポーネントとして使用します。適切な設定の後、Apache HTTP ProxyはESET Managementエージェントのプロキシとして動作します。プロキシは通信をキャッシュに保存したり、開いたりしません。転送のみです。
Apache HTTP Proxy以外のプロキシを使用できますか
次の条件を満たすプロキシソリューションは、ESET Managementエージェントで使用できます。
•SSL通信を転送できます
•HTTP CONNECTをサポートします
•ユーザー名とパスワードを使用しません
新しい通信プロトコルはどのように違うのですか。
ESET PROTECTサーバーはgRPCプロトコルを介してESET Managementエージェントと通信 します。通信はTLSおよびHTTP2を使用し、プロキシサーバーを経由できます。新しい自己回復機能と永続接続もあり、全体的な通信性能が改善されます。
パフォーマンス性能への影響
HTTPプロキシを使用しても、性能への重大な影響はありません。
プロキシを使用するとき
インフラストラクチャが次の条件の1つ以上を満たす場合は、プロキシを使用することをお勧めします。
•エージェントコンピュータが直接ESET PROTECTサーバーに接続できない場合。
•リモートロケーションまたは支店があり、プロキシを使用して通信を処理する場合
oESET PROTECTサーバーおよびプロキシの間
oプロキシとリモートロケーションのクライアントコンピューター間
HTTPプロキシを設定する方法
プロキシを使用するには、HTTPプロキシホスト名をエージェントポリシー(詳細設定 > HTTPプロキシ)で設定する必要があります。キャッシュと転送で別のプロキシを使用できます。以下のプロキシ設定を参照してください。
•グローバルプロキシ - ダウンロードのキャッシュとエージェント通信の転送の両方で1つのプロキシソリューションを使用します。
•サービスごとに別のプロキシ - キャッシュと通信の転送で別のプロキシソリューションを使用します。
Apache HTTP Proxyの他の機能 |