Apache Tomcatのアップグレード(Linux)
Apache Tomcatは、ESET PROTECT Webコンソールを実行するために必要な必須コンポーネントです。
Apache Tomcatをアップグレードする前の手順
1.システムでJavaが正常にアップデートされていることを確認します。
•openjdkパッケージがアップデートされていることを確認します(以下を参照)。
2.現在使用中のApache Tomcatのバージョンを確認します。新しいバージョンがある場合は、アップグレードを実行します。
•次のコマンドを実行します。cd /usr/share/tomcat/bin && ./version.sh (場合によってはフォルダー名がtomcat7またはtomcat8です)
3.サポートされているバージョンのApache Tomcatの一覧を確認し、新しいバージョンがESET製品に対応していることを確認します。
4.Tomcat設定ファイル/etc/tomcat7/server.xmlをバックアップします。
アップグレード方法
1.Apache Tomcatサービスを停止します。
•次のコマンドを実行します。service tomcat stop(場合によってはサービス名がtomcat7です)
2.Apache TomcatとJavaをアップグレードします。 Linuxディストリビューションに応じて、ターミナルコマンドを使用します。次のサンプルパッケージ名は、ご使用のLinuxディストリビューションリポジトリで利用可能なパッケージとは異なる場合があります。
DebianとUbuntuディストリビューション |
sudo apt-get update |
CentOS、Red Hat、Fedoraディストリビューション |
yum update |
OpenSUSE |
zypper refresh |
3./etc/tomcat9/server.xmlファイルをバックアップのserver.xmlで置換します。
4.server.xmlファイルを開き、keystoreFileパスが正しいことを確認してください。
5.Apache TomcatのHTTPS接続を正しく設定します。
注意 |
重要 Apache Tomcatを新しいメジャーバージョン(Apache Tomcatバージョン7.xから9.x)にアップグレード後の手順 •もう一度、ESET PROTECT Webコンソールを展開します(ESET PROTECTWebコンソールインストール - Linuxを参照してください) •%TOMCAT_HOME%/webapps/era/WEB-INF/classes/sk/eset/era/g2webconsole/server/modules/config/EraWebServerConfig.propertiesを再利用して、ESET PROTECT Webコンソールにカスタム設定を保持します。 •Web コンソールとApache Tomcatアップグレードによって、オフラインヘルプファイルがクリアされます。ERA/ESMCまたは古いバージョンのESET PROTECTのオフラインヘルプを使用していた場合は、アップグレード後にESET PROTECT 8.0用に再作成します。これにより、ESET PROTECTのバージョンに一致する最新のオフラインヘルプがあることが保証されます。 |