ドメインの構成
ドメイン参加処理が失敗する場合、通常は、ESET PROTECT VAファイルの正しくない構成が原因です。Configure Domainでは、構成ファイルを変更し、環境固有の設定を含めることができます。使用可能な構成ファイルは次のとおりです。
ファイル名 |
説明 |
---|---|
/etc/hosts |
Hostsファイルはドメインコントローラー名とIPアドレスに正しくマッピングする必要があります。 |
/etc/krb5.conf |
Kerberos構成ファイルが正しく生成されます。kinit <user-from-domain>が動作することを確認してください。 |
/etc/ntp.conf |
NTP 構成ファイルはドメインコントローラーに対する定期的なアップデートのレコードを含みます。 |
/etc/samba/smb.conf |
Samba構成ファイルが正しく生成されます。 |
これらのファイルはあらかじめ構成されており、ドメイン名、ドメインコントローラー名、DNSサーバー名などを指定するときに必要な変更が最小限になります。
1.パスワードを入力し、Enterを2回押して、管理モードに切り替えます。矢印キーを使用してConfigure domainを選択し、Enterを押します。
これは詳細手順であり、専門知識がある管理者向けです。 |
2.Enterを押し、最初の構成ファイルを編集します。
3.Ctrl+Xを押してテキストエディターを閉じます。変更を保存するように指示されます。Yで保存するか、Nで破棄します。変更していない場合は、テキストエディターが閉じます。さらに変更する場合は、Ctrl+Xではなく、Ctrl+C でキャンセルし、テキストエディターに戻ります。このナレッジベース記事にアクセスし、構成ファイルの編集方法の例を参照してください。
ESET PROTECT VAで/root/help-with-domain.txtを確認します。最も簡単な方法は、Webminファイルマネージャーを使用して help-with-domain.txtを検索することです。あるいは、nano help-with-domain.txtコマンドを使用して、ヘルプファイルを参照できます。 Linuxとターミナルを使い慣れていない場合は、Webminを使用して、ドメイン接続を構成できます(Samba Windowsファイル共有経由のKerberos、NTP、またはネットワーク設定)。 |
4.ドメイン構成を完了した後に、ドメインへの再参加を選択し、ドメイン接続の管理者名とパスワードを入力します。