ESET Managementエージェント設定
ESET Managementエージェントポリシーを使用して、ESET Managementエージェントの特定の設定を構成できます。 ESET Managementエージェントには定義済みのポリシーがあります。たとえば、接続 - 次の間隔で接続 (エージェント接続間隔)またはアプリケーションレポート - すべてのインストール済みアプリケーションを報告(ESETアプリケーション以外を含む)などです。ロケーションに基づくポリシーを適用する方法については、例をお読みください。
[ポリシー]をクリックし、[ビルトインポリシー] >[ESET Management エージェント]を展開して、既存のポリシーを編集するか、新しいポリシーを作成します。
接続
•接続するサーバー - サーバーリストの編集をクリックしてESET PROTECTサーバー接続詳細(ホスト名/IPおよびポート番号)を追加します。複数のESET PROTECTサーバーを指定できます。たとえば、ESET PROTECTサーバーのIPアドレスを変更した場合または移行を実行している場合です。
•データ制限 - データを送信する最大バイト数を指定します。
•接続間隔 - 定期間隔を選択し、接続間隔を指定するか、CRON式を使用します。
•証明書 - ESET Managementエージェントのピア証明書を管理できます。証明書の変更をクリックしESET Managementエージェントで使用されるESET Managementエージェント証明書を選択します。詳細については、「ピア証明書」を参照してください。
更新
•アップデート間隔-アップデートを受信する間隔。定期的な間隔を選択して、設定を構成するか、またはCRON式を使用します。
•アップデートサーバー-ESET Managementエージェントがモジュールのアップデートを受信するアップデートサーバー。
•アップデートの種類-受信するアップデートの種類を選択します。定期またはリリース前アップデートを選択します。リスクがあるので、プロダクションシステムのリリース前アップデートを選択することは推奨しません。
•自動アップグレードを有効にする - このオプションは、ESET Managementエージェント8.1以降に適用されます。既定では、ESET Managementエージェントは自動的に最新の互換性があるバージョンにアップグレードされます。このオプションをオフにすると、ESET Managementエージェントの自動アップグレードを無効にできます。
詳細設定
•HTTPプロキシ: プロキシサーバーを使用し、ネットワーク上のクライアントのインターネットトラフィックとESET PROTECTサーバーへのエージェントレプリケーションを容易にできます。
oプロキシ設定タイプ
▪グローバルプロキシ - エージェントレプリケーションとESETサービスのキャッシュ(アップデートなど)で別のプロキシサーバーを使用します。
▪サーバーごとに別のプロキシ - エージェントレプリケーションで1つのプロキシを使用し、ESETサービスのキャッシュには別のプロキシを使用します(アップデートなど)。
oグローバルプロキシ - このオプションは、プロキシ設定タイプで選択した場合にのみ使用できます。編集をクリックし、プロキシ設定を設定します。
サービスごとに別のプロキシを選択する場合にのみ、以下の2つのオプションを使用できます。プロキシ設定のいずれかのみを使用できます。たとえば、ESETサービスのみを設定し、レプリケーションをオフにします。 このフォールバックオプションを許可する場合は、HTTPプロキシが使用不可能な場合は直接接続を使用するを有効にします。
o(ESET管理サーバーへの)レプリケーション -エージェントをサーバーに接続するプロキシの接続設定を構成します。
oESETサービス - ESETサービスをキャッシュに保存するプロキシの接続設定を構成します。
•ウェイクアップコール - ESET PROTECTサーバーは、EPNS経由でクライアントコンピューターでESET Managementエージェントとの即時複製を実行します。これはESET ManagementエージェントがESET PROTECTサーバーに接続するときに、定期間隔を待機しない場合に便利です。例えば、クライアントでただちにタスクを実行する場合や、ポリシーをただちに適用する場合に便利です。
•互換性 - ESET ManagementエージェントによるESET製品バージョン5以前の管理ができるようにするには、特定のリスニングポートを設定する必要があります。また、ESET製品を設定し、このポートに報告させる必要があります。また、ESET PROTECTサーバーアドレスがlocalhostに設定される必要があります。
•オペレーティングシステム - スイッチを使用して、クライアントコンピューターの特定の情報または問題を報告します。たとえば、ESETがインストールされていないアプリケーションの報告を有効にし、インストールされているサードパーティアプリケーションの報告を有効にできます。
•リポジトリ-すべてのインストールファイルが格納されているリポジトリの場所です。
既定のリポジトリはAUTOSELECTです。 |
•製品改善プログラム - クラッシュレポートおよび匿名のテレメトリーデータのESETへの送信を有効または無効にできます。
•ロギング-ログの詳細を設定して収集されログに記録する情報のレベル、トレース (情報)からクリティカル(最重要情報)までを決定することができます。最新のESET Managementエージェントログファイルはクライアントコンピューターにあります。
•設定 - パスワード保護設定はESET Managementエージェントの保護機能です(Windowsのみ)。パスワードを設定しESET Managementエージェントパスワード保護を有効にします。ポリシーが適用されると、パスワードを指定しないかぎりESET Managementエージェントをアンインストールまたは修復できません。
このパスワードを忘れた場合は、ターゲットコンピューターからESET Managementエージェントをアンインストールできません。 |
割り当て
このポリシーを受信するクライアントを指定します。[割り当て]をクリックすると、すべての静的および動的グループと、そのメンバーが表示されます。ポリシーを適用するコンピューターを選択し、OKをクリックします。
概要
このポリシーの設定を確認し、[完了]をクリックします。