エージェント(およびESETセキュリティ製品)のインストーラーを作成する

オールインワンインストーラー(ESET ManagementエージェントとESETセキュリティ製品を含む)パッケージを作成する手順は、スタートアップウィザードに似ています。


important

インストーラーパッケージは.exeファイルで、Microsoft Windowsでのみ有効です。

メニューバーのクイックリンクセクションで、[他の展開オプション]をクリックします。[エージェントの展開]ウィンドウで、[オールインワンインストーラーの作成(Windowsのみ)]の下の[インストーラーの作成]をクリックします。オールインワンインストーラーを作成ウィンドウが開きます。

基本

クラッシュレポートと匿名のテレメトリーデータ(OSのバージョンと種類、ESET製品バージョン、および他の製品固有の情報)をESETに送信することに同意しない場合は、製品改善プログラムに参加するの横のチェックボックスをオフにします。チェックボックスがオンの場合、テレメトリーデータとクラッシュレポートがESETに送信されます。

パッケージの内容 - 次のオプションからチェックボックスを選択します。

Management Agent - パッケージの内容で他の項目を選択しない場合は、ESET Managementエージェントだけがインストーラーに含まれます。後からクライアントコンピューターにESETセキュリティ製品をインストールするか、クライアントコンピューターに既にESETセキュリティ製品がインストールされている場合に、このオプションを選択します。

セキュリティ製品 - ESETセキュリティ製品とESET Managementエージェントを含みます。クライアントコンピューターにESETセキュリティ製品がインストールされてなく、ESET Managementエージェントでインストールする場合に、このオプションを選択します。

完全ディスク暗号化 - 暗号化オプションは、有効なESET Full Disk Encryptionライセンスでのみ表示されます。

Enterprise Inspectorエージェント - ESET Enterprise Inspectorエージェントをインストーラーに含めます。

セキュリティ製品

1.ライセンス (任意) - ライセンス管理で説明されている方法のいずれかを選択して、ライセンスを追加できます。既にライセンス管理に既存のライセンスがある場合は、使用するライセンスを選択し、インストール中にESETセキュリティ製品をアクティベーションします。ライセンスがない場合は、ライセンスなしでインストーラーを作成し、製品を後からアクティベーションできます。ライセンスの追加と削除は、ホームグループがすべてに設定され、そのグループのライセンスに対する書き込み権限がある管理者にのみ許可されています。

2.製品 - ESET Managementエージェントと一緒にインストールするESETセキュリティ製品を選択します。


note

製品インストールファイルが表示されない場合は、リポジトリがAUTOSELECTに設定されていることを確認します。詳細については、サーバー設定詳細設定セクションを参照してください。

3.言語 - ESETセキュリティ製品インストーラーの言語バージョンを選択します。

4.任意で、インストール中にESET Security製品に適用するポリシーを選択できます。

5.保護設定 - 設定の横のチェックボックスをオンにし、インストーラーで有効に設定します。

oESET LiveGrid®フィードバックシステムを有効にする(推奨)

o望ましくない可能性のあるアプリケーションの検出を有効にする-ナレッジベース記事で詳細をお読みください。

インストーラーでこれらの保護設定を定義せず、後からポリシーで設定する場合は、今すぐ保護設定を定義しないチェックボックスをオンにします。

6.[アプリケーションエンドユーザー使用許諾契約の条項に同意し、プライバシーポリシーを承諾する]の横のチェックボックスを選択します。詳細については、ESET製品のエンドユーザーライセンス契約(EULA)、利用規約、およびプライバシーポリシーを参照してください。

Enterprise Inspectorエージェント

ESET Enterprise Inspectorエージェント要件:

ESET Enterprise InspectorエージェントをアクティベーションするにはESET Enterprise Inspectorライセンスが必要です。

互換性があるESETセキュリティ製品が管理されたコンピューターにインストールされている。

1.ライセンス(任意) - インストール中にESET Enterprise InspectorエージェントをアクティベーションするESET Enterprise Inspectorライセンスを選択することをお勧めします。ライセンスなしでインストーラーを作成する場合は、後からESET Enterprise Inspectorエージェントをアクティベーションできます。

2.製品/バージョン - ESET Enterprise Inspectorエージェントのバージョンを選択します。最新の使用可能なバージョンがあらかじめ選択されています。

3.設定ポリシー(任意) - 既存のESET Enterprise Inspectorエージェントポリシーを選択し、ESET Enterprise Inspectorエージェントインストール中にポリシー設定を適用します。

4. [アプリケーションエンドユーザー使用許諾契約の条項に同意し、プライバシーポリシーを承諾する]の横のチェックボックスを選択します。詳細については、ESET製品のエンドユーザーライセンス契約(EULA)、利用規約、およびプライバシーポリシーを参照してください。

5.ESET Enterprise Inspectorサーバーホスト名と、ESET Enterprise Inspectorサーバーインストール中に指定された接続ポートを入力します(既定のポートは8093です)。

6.ESET Enterprise Inspectorサーバーに接続するための認証局を選択します。

証明書

ピア証明書およびESET PROTECT認証局が使用可能な証明書に基づいて自動的に選択されます。自動的に選択されたものとは別の証明書を使用する場合は、ESET PROTECT証明書をクリックし、使用可能な証明書のリストを表示して、使用する証明書を選択します。カスタム証明書を使用する場合は、ラジオボタンをクリックして、.pfx証明書ファイルをアップロードします。

必要に応じて、証明書パスフレーズを入力します。たとえばのESET PROTECTインストール中にパスフレーズを指定した場合、またはパスフレーズ付きのカスタム証明書を使用する場合です。そうでない場合は、証明書パスフレーズフィールドは空欄にします。


warning

証明書パスフレーズには、次の文字を含めることはできません:" \ これらの文字は、エージェントの初期化中に重大なエラーが発生する原因となります。


important

証明書パスフレーズ.exe ファイルに埋め込まれているため、抽出できます。

詳細

このセクションで、オールインワンインストーラーパッケージをカスタマイズできます:

1.任意で、パッケージインストーラーの名前を変更し、説明を入力できます。

2.タグを選択をクリックして、タグを割り当てます。

3.親グループ(任意)- インストール後にコンピューターが配置される親グループを選択します。インストーラーが展開された後にデバイスが割り当てられる、既存のグループを選択するか、新しい静的グループを作成できます。

4.ESET AV Remover - ターゲットデバイスの他のウイルス対策プログラムをアンインストールするか、完全に削除する場合は、チェックボックスをオンにします。

5.初期インストーラー設定(任意) - 設定ポリシーをESET Managementエージェントに適用する場合に、このオプションを使用します。エージェント設定(任意)の下の選択をクリックして、使用可能なポリシーのリストから選択します。定義済みのポリシーのいずれも適さない場合は、新しいポリシーを作成するか、既存のポリシーをカスタマイズできます。

6.サーバーホスト名(任意) - ESET PROTECTサーバーのホスト名またはIPアドレスを入力します。必要に応じて、ポート番号を指定できます(既定は2222)。

7.HTTPプロキシを使用する場合は、HTTPプロキシ設定を有効にするチェックボックスを選択し、プロキシ設定(ホストポートユーザー名パスワード)を指定して、ESET Managementエージェント接続をプロキシに設定し、ESET ManagementエージェントとESET PROTECTサーバーとの間の通信転送を可能にします。 ホストフィールドは、HTTPプロキシが実行されているコンピューターのアドレスです。 HTTPプロキシは既定でポート3128を使用します。必要に応じて、別のポートを設定できます。HTTPプロキシ設定でも同じポートを設定してください。


important

エージェントとESET PROTECTサーバー間の通信プロトコルは、認証をサポートしません。ESET PROTECTサーバーへのエージェント通信の転送で使用されるプロキシソリューションと必要な認証は動作しません。

このフォールバックオプションを許可する場合は、HTTPプロキシが使用不可能な場合は直接接続を使用するを有効にします。

8.[完了]をクリックします。

9.生成されたオールインインインインストールパッケージをダウンロードします。展開するバージョンを選択します。

o32ビットバージョンをダウンロード(例: PROTECT_Installer_x86_en_US.exe)

o64ビットバージョンをダウンロード(例: PROTECT_Installer_x64_en_US.exe)

oARM64バージョン(例: PROTECT_Installer_arm64.exe)をダウンロード - x86またはx64バージョンのESET ManagementエージェントまたはESETセキュリティ製品はWindows ARM64にインストールできません。


important

リポジトリ(ESETリポジトリまたはカスタムリポジトリミラー)からダウンロードされたすべてのデータは、ESETによってデジタル署名されます。ESET PROTECTサーバーはファイルハッシュとPGP署名を検証します。ESET PROTECTサーバーはローカルでオールインインインインストーラーを生成します。このため、オールインワンインストーラーはデジタル署名されていません。インストーラーのダウンロード中にWebブラウザー警告が生成され、オペレーティングシステムアラートが生成される場合があります。また、未署名のインストーラーがブロックされるシステムではインストールが防止される場合があります。

 

10. クライアントコンピューターでインストールパッケージファイルを実行します。デバイスにESET ManagementエージェントとESETセキュリティ製品をインストールし、ESET PROTECTにデバイスを接続します。 段階的な手順については、セットアップウィザードを参照してください。 サイレントモードでインストールパッケージを実行し、セットアップウィザードウィンドウを非表示にできます。