ESET Mail Security
ESET LiveGuard Advancedが有効なESET Mail Securityによって検出された各電子メールは、以下の送信プロセスに従います。ポリシー設定は次の内容を定義します。
•保留時間(メールボックスの保護目的のみ)
•特定のセキュリティレベル
•検出後のアクション(ホストサーバーの保護目的のみ)
ESET Mail Securityはホストサーバーとメールボックスを保護しています ESET Mail SecurityとESET LiveGuard Advancedはメールボックスを保護します。以下の説明を参照してください。ホストコンピュータの保護は、ESET Server Securityの説明と同じです。 |
電子メール分析は4段階のプロセスです:
1.電子メール検査
メールがインターネットまたは他の信頼できないソースからダウンロードされます。ESETセキュリティ製品はメールを処理して検査します。
2.電子メール分析および配信
メールセキュリティ製品がメールメッセージを分析に設定する場合、その電子メールは設定された期間の間、保留にされます。電子メールが保留のときには、ESET LiveGuard Advancedが添付ファイルを分析しています。分析の結果が未感染であれば、電子メールはすぐに配信されます。悪意がある場合は、標準の駆除アクションが実行されます。分析の結果が定義済みの待ち時間内に受信されない場合、セキュリティ製品は電子メールを受信者にリリースします。しばらくたってから結果が利用可能になると、2分以内にすべてのコンピュータがこの添付ファイルをただちにブロックします。
•「保留」の電子メールは、ESET Mail Securityに一覧表示されます。ESET Mail Security > ツール > ESET LiveGuard Advancedに移動し、保留中の電子メールの一覧を表示します。
•分析の最大待ち時間は、ESET Mail Securityポリシーで設定されます(検出エンジン > クラウドベース保護 > ESET LiveGuard > 分析結果の最大待ち時間の下)。
3.分析結果が共有される
ESET LiveGuard Advancedは4つの個別の検出レイヤーを使用します。分析結果はESETクラウドのデータベースに保存されます。データベースは毎分ESET PROTECT On-Premと同期されます。また、ESET LiveGuard AdvancedおよびESETセキュリティ製品がアクティベーションされたすべてのコンピュータは、2分間隔でESETクラウドと同期されます。
4.評価と駆除
分析結果もESETセキュリティ製品に送信され、電子メールが再検査されます。電子メールが未感染の場合、配信されます(保留期間が既に経過していない場合)。
駆除アクションと検出の設定は、ESET Mail Securityポリシーのカテゴリサーバーの下で行われます。