プロトコルフィルタリング

ThreatSenseの検査エンジンには、アプリケーションプロトコルに対するマルウェア対策保護があり、そこでは複数の高度なマルウェアスキャン技術が統合されています。プロトコルフィルタリングは、使用しているインターネットブラウザーや電子メールクライアントに関係なく、自動的に動作します。プロトコルフィルタリングが有効な場合、ESET Server SecurityはSSL/TLSプロトコルを使用する通信を確認します。Webとメール > SSL/TLSに移動します。

アプリケーションプロトコルフィルタリングを有効にする

プロトコルフィルタリングを無効にすると、ほとんどのESET Server Securityコンポーネント(Webアクセス保護、電子メールプロトコル保護、フィッシング対策)はこれを利用しており、一部の機能が動作しません。

対象外のアプリケーション

特定のネットワーク対応アプリケーションによる通信をコンテンツフィルタリングの対象から除外するには、リストでそのアプリケーションを選択します。選択したアプリケーションのHTTP通信、POP3通信に対してはウイルス検査が行われません。特定のアプリケーションをプロトコルフィルタリグから除外することができます。編集追加をクリックして、アプリケーションのリストから実行ファイルを選択し、プロトコルフィルタリングから除外します。


important

通信を検査すると正常に機能しないアプリケーションに限って、このオプションを使用することをお勧めします。

対象外のIPアドレス

特定のリモートアドレスをプロトコルフィルタリングから除外できます。このリストのIPアドレスはプロトコルコンテンツフィルタリングから除外されます。選択したアドレスに対する送受信のHTTP/POP3/IMAP通信のマルウェアは検査されません。


important

このオプションは信頼できるとわかっているアドレスに対してのみ使用することをお勧めします。

編集および追加をクリックして、除外が適用されるIPアドレス、アドレス範囲、サブネットを指定します。[複数の値を入力]を選択すると、改行、カンマ、セミコロンで区切られた複数のIPアドレスを追加できます。複数のセミコロンが有効な場合、アドレスが除外されたIPアドレスリストに表示されます。


note

例外は、プロトコルフィルタリングで互換性の問題があるときに有効です。