上書きモードの使用
ESET Endpoint Security for Android (バージョン2.1以降)がコンピューターにインストールされているユーザーは上書き機能を使用できます。上書きモードでは、これらの設定に適用されたポリシーがある場合でも、設定された期間の間、クライアントデバイスレベルで、インストールされたESET製品の設定を変更できます。設定した期間が過ぎると、設定はポリシーで設定された設定に戻されます。
既定のポリシー設定では、上書きセッションが終了した後に、ESET Endpoint Security for Androidでデバイスが検査されます。上書きセッション後にデバイスを検査でこれを変更できます。
•上書きモード中にデバイスでローカルに設定を変更するには、ESET Endpoint Security for Android管理者パスワードを入力する必要があります。 •上書きモードを1度有効にすると、ESET Webコンソールから停止できます。上書き期間が終了すると、上書きモードは自動的に無効化されます。 •上書きモードを使用するユーザーには、ESET Endpoint Security for Android管理者パスワードが必要です。そうでないと、ユーザーはESET Endpoint Security for Androidの設定にアクセスできません。各ポリシーの一時管理者上書きパスワードを作成できます。 |
上書きモードを設定するには
1. ポリシー > 新しいポリシーをクリックします。
2.基本セクションに、このポリシーの名前と説明を入力します。
3.設定セクションで、ESET Endpoint Security for Androidを選択します。
4.ポリシーオプションの設定をクリックします。
5.上書きモードの設定を展開し、上書きモードのルールを設定します。
6.割り当てセクションで、該当するデバイスを選択します。
7.サマリーセクションで設定を確認し、完了をクリックします。
Johnのエンドポイント設定に問題があり、一部の重要な機能またはWebアクセスがデバイスでブロックされる場合、管理者はJohnが既存のエンドポイントポリシーを上書きし、デバイスで手動で設定を調整できるようにすることができます。後から、これらの新しい設定はESET PROTECT Cloudで要求されるため、管理者はそこから新しいポリシーを作成できます。 手順は次のとおりです。 1.ポリシー > 新しいポリシーをクリックします。 2.名前および説明フィールドを入力します。設定セクションで、ESET Endpoint Security for Androidを選択します。 3.ポリシーオプションの設定をクリックします。 4.上書きモード設定を展開し、1時間上書きモードを有効にします。 5.上書き資格情報で設定をクリックし、Johnの一時管理者パスワードを作成します。パスワード(12345など)を2回入力し、OKをクリックします。 6.Johnのスマートフォンにポリシーを割り当て、完了をクリックしてポリシーを保存します。 7.Johnは管理者パスワードを入力して、ESET Endpoint Security for Androidで上書きモードを有効にし、デバイスで手動で設定を変更する必要があります。 8.ESET PROTECT Cloud Webコンソールで、コンピューターに移動し、 Johnのスマートフォンをクリックして、詳細を表示をクリックします。 9.設定セクションで設定の要求をクリックして、クライアントタスクをスケジュールして、クライアントから設定を取得します。 10.新しい設定が表示されます。該当する製品を選択し、設定を開くをクリックします。 11.設定を確認し、ポリシーに変換をクリックします。 12.名前および説明フィールドを入力します。 13.設定セクションで、必要に応じて設定を変更します。 14.割り当てセクションで、このポリシーをJohnのスマートフォン(またはその他)に割り当てます。 15.完了をクリックします。必ず、必要がなくなった時点で、上書きポリシーを削除してください。 |
パスワードの無効化
このオプションでは、一時管理者パスワードを作成し、実際の管理者パスワードにアクセスせずに、ユーザーがクライアントデバイスの設定を変更できます。ポリシーの横の設定をクリックして、上書きパスワードを挿入します。