プレゼンテーションモード
プレゼンテーションモードは、ソフトウェアを中断なしに使用できることを要望し、ポップアップウィンドウの邪魔が入ることを望まず、CPUの使用量を最小化したいと思っているユーザー向けの機能です。プレゼンテーションモードは、ウイルス対策アクティビティによって中断されてはならないプレゼンテーション中に使用することもできます。有効にすると、すべてのポップアップウィンドウが無効になり、スケジュールされたタスクは実行されません。システムの保護は引き続きバックグラウンドで実行されますが、ユーザーの操作を必要としません。
[設定] > [コンピュータ]をクリックしてから、[プレゼンテーションモード]の横にあるチェックボックスをクリックし、プレゼンテーションモードを手動で有効にします。[詳細設定] (F5)で、[ツール] > [プレゼンテーションモード]をクリックしてから、[全画面モードでのアプリケーションの実行中に自動的にプレゼンテーションモードを有効にする]の横のチェックボックスをクリックし、全画面アプリケーションの実行時にESET Endpoint Securityを自動的にプレゼンテーションモードにします。プレゼンテーションモードを有効にすると、潜在的なセキュリティリスクが発生するため、タスクバーの保護の状態アイコンがオレンジになり、警告が表示されます。この警告はプログラムのメインウィンドウでも確認でき、[プレゼンテーションモードが有効です]がオレンジで表示されます。
[アプリケーションが全画面モードで実行中の場合自動的にプレゼンテーションモードを有効にする]を選択すると、アプリケーションを全画面モードで起動するたびに、プレゼンテーションモードが自動的に開始し、アプリケーションが終了すると自動的に停止します。この機能は特に、ゲーム開始直後、アプリケーションを全画面で開いた直後、またはプレゼンテーションの開始直後にプレゼンテーションモードを開始する場合に便利です。
また、[次の時間が経過した後にプレゼンテーションモードを自動的に無効にする]を選択し、プレゼンテーションモードが自動的に無効になる時間を分で定義できます。
ファイアウォールが対話モードの場合に、プレゼンテーションモードを有効にすると、インターネットとの接続時に問題が発生することがあります。これは、インターネットに接続するアプリケーションを開始するときに問題となります。通常、そのようなときには確認が求められます(通信のルールや例外が定義されてない場合を除く)が、プレゼンテーションモードではユーザーの操作は無効になっています。この問題を解決するには、この動作と矛盾する可能性のあるアプリケーションごとに通信ルールを定義するか、ファイアウォールで別のフィルタリングモードを使用します。プレゼンテーションモードが有効な場合に、セキュリティ上の潜在的なリスクが存在するWebページまたはアプリケーションにアクセスすると、ブロックされるにもかかわらず、ユーザーとの対話処理が無効なため説明や警告が表示されないことに、注意してください。 |