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アップデートのロールバック

新しい検出エンジンアップデートやプログラムモジュールのアップデートが不安定であったり破損している疑いがある場合、前のバージョンにロールバックし、一時的にアップデートを無効にできます。あるいは、無期限に延期した場合、前に無効にしたアップデートを有効にすることもできます。

ESET Endpoint Securityは、ロールバック機能を使用するため、検出エンジンとプログラムモジュールのスナップショットを記録します。ウイルスデータベースのスナップショットを作成するには、モジュールのスナップショットを作成を有効にしておきます。モジュールのスナップショットを作成を有効にすると、最初のアップデート中に最初のスナップショットが作成されます。次のスナップショットは48時間後に作成されます。ローカルに保存するスナップショットの数フィールドにより、保存されている検出エンジンスナップショットの数が定義されます。


note

最大スナップショット数(例: 3つ)に達すると、最も古いスナップショットが48時間ごとに新しいスナップショットに置換されます。ESET Endpoint Securityは検出エンジンとプログラムモジュールのアップデートバージョンを最も古いスナップショットにロールバックします。

詳細設定 > アップデート > アップデート > モジュールロールバック > ロールバックを開き、時間ドロップダウンメニューから時間間隔(12、24、36、または48時間)を選択します。

DIALOG_UPDATE_ROLLBACK

アップデート機能を手動で復元するまで、定期アップデートを無期限に延期するには、[取り消しまで]を選択します。これには潜在的なセキュリティリスクがあるため、このオプションの選択はお勧めしません。

ロールバックを実行すると、ロールバックボタンはアップデートを許可に変わります。[時間]ドロップダウンメニューで選択した期間中は、アップデートは許可されません。検出エンジンのバージョンは最も古いものにダウングレードされて、ローカルのコンピューターファイルシステムにスナップショットとして保存されます。

CONFIG_UPDATE_ROLLBACK


example

検出エンジンの最新のバージョンが22700であると仮定します。検出エンジンのスナップショットとして、22698と22696が保存されているとします。22697は利用できません。この例では、22697のアップデート中にコンピューターがオフになっていて、22697がダウンロードされるよりも前により新しいアップデートが利用できるようになっています。ローカルに保存するスナップショットの数フィールドを2に設定して、ロールバックをクリックすると、検出エンジン(プログラムモジュールを含む)はバージョン番号22696に復元されます。このプロセスには少々時間がかかることがあります。アップデートセクションで検出エンジンのバージョンがダウングレードされたかどうかを確認してください。