隔離

隔離の主な役割は、感染ファイルを安全に保存することです。ファイルを駆除できない場合、ファイルの削除が安全でないまたは推奨されない場合、あるいはESET Endpoint Antivirus for macOSで誤って検出された場合、ファイルを隔離する必要があります。

なお、任意のファイルを選択して隔離することもできます。これは、ファイルの動作が疑わしいにもかかわらず、ウイルス対策スキャナーによって検出されない場合にお勧めします。隔離したファイルは、ESETのウイルスラボに提出して分析を受けることができます。

隔離フォルダに保存されているファイルは、隔離の日時、感染ファイルの元の場所のパス、ファイルサイズ(バイト単位)、隔離理由(ユーザーによって追加など)、および検出された脅威の数を表示するテーブルに表示できます。隔離フォルダ(/Library/Application Support/Eset/esets/cache/quarantine)は、ESET Endpoint Antivirus for macOSのアンインストール後にもシステムに残ります。隔離されたファイルは暗号化された安全な形式で格納されており、ESET Endpoint Antivirus for macOSのインストール後に再度復元することもできます。