プロファイル
プロファイルマネージャは、ESET Endpoint Antivirus内の2ヶ所、つまりオンデマンド検査セクションとアップデートセクションで使用します。
コンピュータの検査
ESET Endpoint Antivirusには、次の4つの定義済み検査プロファイルがあります。
- スマート検査: これは既定の詳細検査プロファイルです。スマート検査プロファイルは、スマート最適化技術を使用しており、前回の検査で感染していないことが判明したファイルのうち、その検査以降変更されていないファイルを除外します。これにより、検査時間を短縮でき、システムセキュリティへの影響を最小限に抑えることができます。
- コンテキストメニューの検査: コンテキストメニューから、任意のファイルのオンデマンド検査を開始できます。コンテキストメニューの検査プロファイルでは、この方法で検査をトリガーするときに使用される検査構成を定義できます。
- 詳細検査: 既定では、詳細検査プロファイルはスマート最適化を使用しないため、このプロファイルを使用して検査から除外されるファイルはありません。
- コンピューターの検査 : これは標準コンピューターの検査で使用される既定のプロファイルです。
目的の検査パラメーターを保存して、後で検査を行う際に使用できます。さまざまな検査対象、検査方法、およびその他のパラメーターについて、定期的に行う検査ごとにプロファイルを作成することをお勧めします。
新しいプロファイルを作成するには、詳細設定 > 検出エンジン > マルウェア検査 > オンデマンド検査 > プロファイルのリスト > 編集を開きます。オンデマンド検査ウィンドウには、既存の検査プロファイルと、新しいプロパティを作成するためのオプションを表示する選択されたプロファイルドロップダウンメニューがあります。各自のニーズに合った検査プロファイルを作成するための参考情報として、ThreatSenseにある検査設定の各パラメーターの説明を参照してください。
既にあるコンピューターの検査の設定は部分的にしか自分のニーズを満たさないので、独自の検査プロファイルを作成する必要があると仮定します。プロファイルマネージャウィンドウで新しいプロファイルの名前を入力し、[追加]。をクリックします 選択されたプロファイルドロップダウンメニューから新しいプロファイルを選択し、要件に合わせて残りのパラメータを調整し、[OK]をクリックして新しいプロファイルを保存します。 |
アップデート
アップデート設定のプロファイルエディターを使用すると、新しいプロファイルを作成できます。ユーザー独自のカスタムプロファイル(つまり、既定のマイプロファイル以外)を作成して使用するのは、コンピュータからアップデートサーバーへの接続方法が複数ある場合だけにしてください。
例えば、通常はローカルネットワーク内のローカルサーバー、つまりミラーに接続しますが、出張などでこのローカルネットワークに接続していないときには、更新ファイルをESETのアップデートサーバから直接ダウンロードします。これによりノートPCは、2つのプロファイルを使用することができます。1つ目のプロファイルではローカルサーバに接続し、2つ目ではESETのサーバに接続します。1つ目のプロファイルではローカルサーバに接続し、2つ目ではESETのサーバに接続します。プロファイルを設定したら、ツール > スケジューラに移動し、アップデートタスクのパラメーターを編集します。一方のプロファイルをプライマリ、他方をセカンダリに指定します。
編集するプロファイルを選択 - 現在使用されている更新プロファイル。変更するには、ドロップダウンメニューからプロファイルを選択します。
プロファイルのリスト - 新しいアップデートプロファイルを作成するか、既存のアップデートプロファイルを削除します。