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ESET PROTECTコンポーネントアップグレードタスク

アップグレード前の推奨事項

ESET PROTECT Webコンソールで使用可能なESET PROTECTコンポーネントアップグレードタスクを使用してESET PROTECTインフラストラクチャをアップグレードすることをお勧めします。アップグレードする前に、指示を詳しく確認してください。


warning

コンポーネントアップグレードがESET PROTECTサーバーまたはWebコンソールを実行するコンピューターで失敗した場合は、リモートでWebコンソールにログインできない場合があります。このアップグレードを実行する前に、サーバーコンピューターへの物理アクセスを確保することをお勧めします。マシンに物理的にアクセスできない場合は、リモートデスクトップを使用して管理者権限でアクセスできることを確認してください。

Windows認証を使用して専用のデータベースユーザーでESET PROTECTデータベースをインストールした場合、ESET PROTECTコンポーネントアップグレードタスクは今後ESET PROTECTサーバーをアップグレードできません。

以前のESET PROTECT仮想アプライアンスからアップグレードしますか?

arrow_down_business ESET PROTECTサーバーインスタンスがフェールオーバークラスタにインストールされている


important

ESET PROTECT On-Prem 10.0以降から直接ESET PROTECT On-Prem 12.0にアップグレードできます。サポート終了バージョン8.x–9.xからの直接アップグレードはテストされておらず、サポートされていません。

ESET PROTECT On-Premは、新しいバージョンのESET PROTECTサーバーが利用可能になると自動的に通知します。

アップグレードの前に、次のデータをバックアップします。

ESET PROTECTデータベース

o古いサポートされていないデータベース(MySQL 5.5/5.6またはMicrosoft SQL 2008/2012)がインストールされている場合、ESET PROTECTサーバーをアップグレードする前に、データベース互換性があるデータベースバージョンにアップグレードしてください。

o仮想アプライアンスをバックアップするには、スナップショットを作成するか、仮想マシンのクローンを作成します。

すべての証明書(認証局、サーバー証明書、プロキシおよびエージェント証明書)

o既存のESET PROTECTサーバーの認証局証明書.derファイルにエクスポートし、外部ストレージに保存します。

o古いESET Managementサーバーのピア証明書(ESET PROTECTエージェントの場合はESET PROTECTサーバー)と秘密鍵.pfxファイルをエクスポートし、外部ストレージに保存します。

ESET PROTECT On-Prem 12.0にアップグレードする前に、サポートされているオペレーティングシステムが実行されていることを確認してください。

ESETセキュリティ製品をアップグレードするには、最新のインストーラーパッケージを使用してソフトウェアインストールタスクを実行し、既存の製品の上に最新バージョンをインストールします。


warning

ESET PROTECTモバイルデバイス管理/コネクター(MDM/MDC)コンポーネント(オンプレミスのみ)は、2024年1月にサポートが終了します。 ESET PROTECTOn-Premバージョン11.1以降は、モバイルデバイス管理をサポートしていません。

推奨されるアップグレード手順

1.ESET PROTECTサーバー - ESET PROTECTコンポーネントアップグレードタスクの対象として、ESET PROTECTサーバーがインストールされているコンピューターのみを選択します。

2.テストサンプルとして(各オペレーティングシステム/ビットカテゴリから1つ以上)、一部のクライアントコンピューターを選択し、ESET PROTECTコンポーネントアップグレードタスクを実行します。

ネットワーク負荷を制限するには、ESET Bridge HTTPプロキシ (またはキャッシュが有効な別の透過Webプロキシ)を使用することをお勧めします。テストクライアントコンピューターはインストーラーのダウンロード/キャッシュをトリガーします。タスクをもう一度実行するときには、インストーラーがキャッシュからクライアントコンピューターに配布されます。

3.ESET Managementエージェントがアップグレードされたコンピューターが正常にESET PROTECTサーバーに接続した後、残りのクライアントのアップグレードに進みます。


note

ネットワークのすべての管理されたコンピューターでESET Managementエージェントをアップグレードするには、ESET PROTECTコンポーネントアップグレードタスクの対象として、静的グループすべてを選択します。このタスクは、既に最新のESET Managementエージェントを実行しているコンピューターをスキップします。

ESET PROTECT On-Premは、管理されたコンピューターのESET Managementエージェントの自動アップグレードをサポートします。

自動的にアップグレードされたコンポーネント:

ESET PROTECTサーバー

ESET Managementエージェント

ESET PROTECT Webコンソール - Apache TomcatがWindowsおよびLinuxディストリビューションの既定のインストールフォルダーにインストールされているときにのみ該当します(ESET PROTECT仮想アプライアンス(例: /var/lib/tomcat8/webapps//var/lib/tomcat7/webapps//var/lib/tomcat/webapps/)を含む)。


warning

Webコンソールアップグレードの制限事項

oApache Tomcatは、ESET PROTECT Webコンソールアップグレード中に、コンポーネントアップグレードタスクによってアップグレードされません。

oESET PROTECT Webコンソールアップグレードは、Apache Tomcatがカスタマイズされた場所にインストールされている場合には動作しません。

oApache Tomcatのカスタムバージョンがインストールされている場合(Tomcatサービスの手動インストール)、後からオールインワンインストーラーまたはコンポーネントのアップグレードタスクを使用して、ESET PROTECT Webコンソールをアップグレードすることはできません。

手動アップグレードが必要なコンポーネント:

ESETコンポーネント

ESET Rogue Detection Sensor - アップグレードでソフトウェアインストールタスクを使用します。あるいは、最新のバージョンを前のバージョンの上にインストールしてアップグレードします(WindowsまたはLinuxのインストール手順に従ってください)。前のバージョンのESET PROTECT On-PremでRD Sensorをインストールした場合は、新しいRD Sensorリリースがないため、アップグレードする必要はありません。

サードパーティーコンポーネント

ESET PROTECT On-Premでは、ESETコンポーネントの他に、手動アップデートが必要なサードパーティコンポーネントを使用しています。

ESET PROTECT Webコンソールで、クイックリンク > サーバーコンポーネントをクリックすると、新しいバージョンが利用可能なサードパーティコンポーネントが表示されます。


note

最新バージョンのサードパーティコンポーネントをインストールすることをお勧めします。最新の使用可能なバージョンは、ESET PROTECTサーバーを実行しているオペレーティングシステムによって異なる場合があります。

ESET PROTECT仮想アプライアンスは、サードパーティコンポーネントで使用可能なアップグレードを報告しません。

ESET PROTECT Webコンソールは、以下の一覧よりも前のバージョンをアップグレードすることを推奨します。

サードパーティーコンポーネント

バージョン:

注意:

アップグレード手順

Microsoft SQL Server

2022 (ビルド 16.0.4145.4)

SQL Serverデータベースエンジンのバージョンとエディションを決定し、最新の累積的なアップデートをインストールします。

データベースサーバー

MySQL

8.0.0.0

ESET PROTECT Webコンソールでヘルプ > 情報をクリックすると、インストールされているデータベースバージョンが表示されます。

データベースサーバー

OS

Windows Server 2016

ESET PROTECT On-PremはLinuxで使用可能なアップデートを報告しません。

OS

Apache Tomcat

9.0.97

インストールされているApache Tomcatバージョンを判別します。

Windows—C:\Program Files\Apache Software Foundation\[ Tomcatフォルダー]\に移動し、RELEASE-NOTESファイルをテキストエディターで開き、バージョン番号を確認します。

Linux - tomcat versionターミナルコマンドを実行します。

Apache Tomcat

Java

17.0

インストールされているJavaバージョンを判別します。

Windows - コマンドプロンプトを開き、java -versionコマンドを実行します。

Linux - java -versionターミナルコマンドを実行します。

Java Runtime Environment

Apache HTTP Proxy

-


important

Apache HTTP Proxyユーザー

ESETはESET Bridgeをプロキシコンポーネントとして配布します(をApache HTTP Proxy置き換えます)。Apache HTTP Proxyを使用している場合は、ESET Bridgeへの移行をお勧めします。

ESET Bridgeへの移行


warning

ESET PROTECTモバイルデバイス管理/コネクター(MDM/MDC)コンポーネント(オンプレミスのみ)は、2024年1月にサポートが終了します。 ESET PROTECTOn-Premバージョン11.1以降は、モバイルデバイス管理をサポートしていません。

トラブルシューティング

アップグレードされたコンピューターからESET PROTECT On-Premリポジトリにアクセスできるかどうかを確認します。

1つ以上のコンポーネントが既に新しいバージョンにアップグレードされている場合は、ESET PROTECTコンポーネントアップグレードタスクを再実行できません。

ESET PROTECT Webコンソールが読み込めない場合、またはログイン中にエラーが表示される場合は、Webコンソールのトラブルシューティングを参照してください。

アップグレードエラーの明確な理由がない場合は、コンポーネントを手動でアップグレードします。WindowsまたはLinuxの手順を参照してください。

アップグレードの問題を解決するためのその他の推奨事項については、一般的なトラブルシューティング情報を参照してください。