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サーバーインストール - Linux

インストール

ターミナルコマンドを使用して、LinuxにESET PROTECTサーバーコンポーネントをインストールするには、次の手順に従います。


important

すべてのインストール前提条件を満たしていることを確認します。

1.ESET PROTECTサーバーコンポーネントをダウンロードします。

2.ダウンロードされたファイルを実行可能にします。

chmod +x server-linux-x86_64.sh

3.インストールスクリプトを準備し、sudoを使用して実行します。

次の例に従い、インストールスクリプトを実行します(コマンド全体を端末にコピーするために、「\」で区切って改行してあります)。

次の属性を変更できます。

属性

説明

必要

--uninstall

製品のアンインストール

-

--keep-database

データベースはアンインストール中に削除されません。

-

--locale

インストールされているサーバーのロケール識別子(LCID)(既定ではen_USです)。使用可能なオプションについては、サポートされている言語を参照してください。


note

--localeを指定しない場合は、ESET PROTECTサーバーが英語でインストールされます。

ESET PROTECT On-Premのインストール後には、各ESET PROTECT Webコンソールセッションの言語を設定できます。Webコンソールの一部の要素は言語を変更しても変更されません。一部の要素(既定のダッシュボード、ポリシー、タスクなど)はESET PROTECT On-Premのインストール中に作成され、言語は変更できません。

はい

--skip-license

インストールでは、ライセンス契約の確認をユーザーに要求しません

-

--skip-cert

証明書の生成をスキップします(--server-cert-pathパラメータと一緒に使用してください)。

-

--license-key

ESETのライセンスキー。後から製品認証キーを入力できます。

-

--server-port

ESET PROTECTサーバーポート(既定値は2222)。

-

--console-port

ESET PROTECT Webコンソールポート(既定値は2223)

-

--server-root-password

Webコンソールの「管理者」ユーザーのログインパスワードは、少なくても8文字の長さにする必要があります。

はい

--db-type

使用するデータベースの種類(使用可能な値: "MySQL Server", "MS SQL Server")。 LinuxのMicrosoft SQL Serverはサポートされていません。ただし、LinuxのESET PROTECTサーバーをWindowsのMicrosoft SQL Serverに接続することができます。

-

--db-driver

odbcinst.iniファイルで指定されたデータベースに接続するために使用されるODBCドライバー(コマンドodbcinst -q -dは、使用可能なドライバーの一覧を出力し、これらのドライバーのいずれかを使用します。例: --db-driver="MySQL ODBC 8.0 Driver"--db-driver="MySQL ODBC 8.0 Unicode Driver"、または--db-driver="MySQL ODBC 8.0.17")。

はい

--db-hostname

コンピューター名またはデータベースサーバーのIPアドレス。名前付きデータベースインスタンスはサポートされません。

はい

--db-port

データベースサーバーのポート(既定値は3306)。

はい

--db-name

ESET PROTECTサーバーデータベースサーバーの名前(既定値はera_db)。

-

--db-admin-username

データベース管理者のユーザー名(インストールで使用し、データベースの作成および変更を行います)。以前に作成されたデータベースユーザーが--db-user-usernameおよび--db-user-passwordによって定義されている場合は、このパラメーターを省略できます。

はい

--db-admin-password

データベース管理者のパスワード以前に作成されたデータベースユーザーが--db-user-usernameおよび--db-user-passwordによって定義されている場合は、このパラメーターを省略できます。

はい

--db-user-username

ESET PROTECT サーバーデータベースのユーザー名(ESET PROTECTサーバーで使用し、データベースへ接続します)は、16文字以内にする必要があります。

はい

--db-user-password

データベースESET PROTECTサーバーユーザーパスワード

はい

--cert-hostname

ESET PROTECTサーバーコンピューターのすべての名前やIPアドレスが含まれています。値は、サーバーに接続しようとするエージェントの証明書に指定されたサーバー名と一致する必要があります。

はい

--server-cert-path

サーバーピア証明書へのパス(--skip-certも指定した場合、このオプションを使用します)

-

--server-cert-password

サーバーピア証明書のパスワード

-

--agent-cert-password

エージェントピア証明書のパスワード

-

--cert-auth-password

認証機関のパスワード

-

--cert-auth-path

サーバーの認証機関ファイルへのパス

-

--cert-auth-common-name

認証機関の共通名(""を使用します)

-

--cert-organizational-unit

-

-

--cert-organization

-

-

--cert-locality

-

-

--cert-state

-

-

--cert-country

-

-

--cert-validity

証明書の有効期間の日数または年数(引数--cert-validity-unitで指定)

-

--cert-validity-unit

証明書有効期間の単位。使用可能な値は「年」または「日」になります。(既定値ではYearsです)

-

--ad-server

Active Directoryサーバー

-

--ad-user-name

ADネットワークの検索ができる権限を保有するユーザー名

-

--ad-user-password

Active Directoryのユーザーパスワード

-

--ad-cdn-include

同期されるActive Directoryツリーのパス。ツリー全体を同期するには、空の括弧""を使用します。

-

--enable-imp-program

製品改善プログラムをオンにします。

-

--disable-imp-program

製品改善プログラムをオフにします。

-


note

ESETは、コマンドライン履歴から機密データ(パスワードなど)を含むコマンドを削除することをお勧めします。

1.historyを実行すると、履歴のすべてのコマンドの一覧を表示します。

2.history -d line_numberを実行(コマンドの行番号を指定)します。あるいは、history -cを実行し、コマンドライン履歴全体を削除します。

4.インストール手順では、製品改善プログラムに参加するかどうかが確認されます。クラッシュレポートやテレメトリデータをESETに送信することに同意する場合はYを押します。データを送信しない場合は、Nを押します。

5.ESET PROTECTサーバーおよび eraserverサービスは、次の場所にインストールされます。

/opt/eset/RemoteAdministrator/Server

インストールは、SELinux policy... failureで終了する場合があります。SELinuxを使用しない場合は無視できます。

6.インスト-ル後に、以下のコマンドを使用して、ESET PROTECT Serverサービスが実行中であることを確認します。

sudo systemctl status eraserver

component_server_status_linux

インストーラのログ

インストーラーのログファイルは、トラブルシューティングに役に立つ場合があり、こちらで確認することができます。