ESET PROTECT On-Premの概要
ESET PROTECT On-Premバージョン12.0へようこそ。ESET PROTECT On-Premは、1つの中央の場所からネットワーク環境にあるワークステーション、サーバーで、ESET製品を管理できます。ESET PROTECT Webコンソールを使用すると、ESETソリューションを展開し、タスクを管理し、セキュリティポリシーを施行し、システムステータスを監視して、リモートコンピューターの問題または検出にすばやく対応します。
ESET技術と保護する検出/攻撃のタイプの詳細については、ESET用語集を参照してください。 |
ESET PROTECTコンポーネント
•ESET PROTECTサーバー - WindowsおよびLinuxサーバーでESET PROTECTサーバーをインストールするか、設定済み仮想アプライアンスとして展開できます。エージェントとの通信を処理し、アプリケーションデータを収集して、データベースに保存します。
•ESET PROTECT Webコンソール - ESET PROTECT Webコンソールは、環境内のクライアントコンピュータを管理できる主要なインターフェイスです。ネットワークのクライアントのステータスの概要を表示し、管理対象外のコンピュータにリモートでESETソリューションを展開するために使用できます。ESET PROTECTサーバーをインストールすると、Webブラウザを使用してWebコンソールにアクセスできます。インターネットからWebサーバーにアクセスする場合は、インターネットに接続しているすべての場所とデバイスからESET PROTECT On-Premを使用できます。 ESET PROTECTサーバーがインストールされているコンピューター以外のコンピューターでESET PROTECT Webコンソールをインストールすることを選択できます。 ESET PROTECT Webコンソールの基本操作も参照してください。
•ESET Managementエージェント - ESET ManagementエージェントはESET PROTECTクライアントコンピューターにESET PROTECTエージェントをインストールし、コンピューターとサーバー間の通信を確立する必要があります。これはクライアントコンピューターにあり、複数のセキュリティシナリオを保存できるためESET Managementエージェントを使用すると、新しい検出への対応時間が大幅に短くなります。ESET PROTECT Webコンソールを使用すると、Active Directory経由またはESET Rogue Detection Sensorによって特定された非管理コンピューターにESET Managementエージェントを展開できます。クライアントコンピューターに手動でESET Managementエージェントをインストールすることもできます。
•Rogue Detection Sensor - ESET PROTECT On-Prem Rogue Detection (RD) Sensorは、ネットワークに存在する管理されていないコンピューターを検出し、その情報をESET PROTECTサーバーに送信します。簡単に新しいクライアントコンピューターを安全なネットワークに追加できます。RD Sensorは既に検出されたコンピュータを記憶し、同じ情報を2回送信しません。
•ESET Bridge (HTTPプロキシ) - ESET PROTECT On-Premでは、プロキシサービスとしてESET Bridgeを使用して、次の操作を行えます。
•ダウンロードとキャッシュ:ESET PROTECT On-PremによってプッシュされたESETモジュールアップデート、インストールおよびアップデートパッケージ(ESET Endpoint Security MSIインストーラーなど)、ESETセキュリティ製品のアップデート(コンポーネントおよび製品アップデート)、ESET LiveGuard結果。
•ESET ManagementエージェントからESET PROTECT On-Premへ通信を転送します。
ESET PROTECTモバイルデバイス管理/コネクター(MDM/MDC)コンポーネント(オンプレミスのみ)は、2024年1月にサポートが終了します。 ESET PROTECTOn-Premバージョン11.1以降は、モバイルデバイス管理をサポートしていません。 |
アーキテクチャとESET PROTECT On-Premインフラストラクチャ要素の概要も参照してください。
ESET PROTECT On-Prem スタンドアロンツール
•ミラーツール - オフラインモジュールアップデートで必要です。クライアントコンピューターがインターネットに接続しない場合、ミラーツールを使用して、ESETアップデートサーバーからアップデートファイルをダウンロードし、ローカルに保存できます。
•ESET Remote Deployment Tool - このツールではESET PROTECT Webコンソールで作成されたオールインワンパッケージを展開できます。ネットワーク上のコンピューターにESET ManagementエージェントとESET製品を配布するための便利な方法です。
追加のESETソリューション
ネットワークの管理されたデバイスの保護を強化するには、次の追加のESET ソリューションを使用できます。
•ESET Full Disk Encryption - ESET Full Disk EncryptionはESET PROTECT Webコンソールのアドオン機能であり、管理されたWindowsおよびmacOSワークステーションのフルディスク暗号化と、プリブートログインの追加セキュリティレイヤーを管理します。
•ESET LiveGuard Advanced - ESET LiveGuard Advanced (Cloud Sandbox)はESETが提供する有償サービスです。目的は、新しい脅威を軽減するために特に設計された保護のレイヤーを追加することです。
•ESET Inspect On-Prem - 包括的なエンドポイント検出および応答システムであり、インシデント検出、インシデント管理と応答、データ収集、危険検出の指標、特異性の検出、動作検出、ポリシー違反などの機能があります。
ライセンスの同期
ESET Business AccountとESET MSP Administrator 2以降からESET PROTECT On-Premとライセンスを同期し、それらを使用して、ネットワークのデバイスでESETセキュリティ製品をアクティベーションします。
•ESET PROTECT Hubは、ESET PROTECT統合セキュリティプラットフォームへの中心的なゲートウェイです。すべてのESETプラットフォームモジュールに対して、一元化されたID、サブスクリプション、およびユーザー管理を提供します。ESET PROTECT HubはESET Business AccountとESET MSP Administrator 2を完全に置き換えます。
•ESET Business Account - ESETビジネス製品のライセンスポータルでは、ライセンスを管理できます。詳細については、ESET Business Accountオンラインヘルプを参照してください。
•ESET MSP Administrator 2は、ESET MSPパートナーのライセンス管理システムです。詳細については、ESET MSP Administrator 2オンラインヘルプを参照してください。