HLLウイルス
Microsoft Windows 95 が発売される前は、ほとんどのコンピュータ ウイルスはアセンブリ言語で記述されたコンパクトなプログラムでした。
Ada、BASIC、C、C++で書かれたコンピュータウイルス。Delphi、FORTH、Visual BASICなどのプログラミング言語は、HLL(High-Level Languages)ウイルスと呼ばれていました。
高水準プログラミング言語で書かれたウイルスは、アセンブリ言語で書かれたウイルスよりも大きく、より簡単に機能する傾向がありました。
しかし、そのサイズが大きいため、分析が複雑になることが多く、HLLコンピュータウイルスと同じ言語で書かれた無害なプログラムには、誤って悪意のあるフラグが立てられることがありました(「誤検知」)。