ESET Server Security for Linux – 目次

xfsディスクのUUIDが検出されない

問題

DRBDベースのストレージでRHEL 8を実行しているシステムでは、DRBDデバイスに存在するファイルのボリュームID (UUID)の取得に失敗します。ログに次のエラーが表示されます。

さらに、lsblk -fの出力には、クラスター化ボリュームグループ内のDRBD子デバイスのUUIDが表示されません。

lsblk -fのコンソール出力。

回避策

カスタムudevルールを使用してID_FS_UUID値を手動で定義します。DRBDデバイスのID_FS_UUID環境変数は、正しく動作するCentOS 7とは異なり、RHEL 8のudevによって自動的に設定されません。これにより、DRBDボリュームでUUIDが使用できなくなり、ESETは検査したファイルを有効なボリュームIDに関連付けることができなくなります。

1.特権ユーザーとしてカスタムudevルールファイルを作成または変更します。

2.最後に次のルールを追加します。

3.udevシステムをトリガーし、特権ユーザーとして変更を適用します。

4.udevadmで値を確認します。