配布用アップデート
ESETセキュリティ製品(ESET PROTECT、ESET Endpoint Antivirusなど)では、ネットワーク内の他のワークステーションをアップデートするために使用できるアップデートファイルのコピーを作成することができます。「ミラーサーバーの作成」の使用 - LAN環境でアップデートファイルのコピーを作成すると、ベンダのアップデートサーバーからワークステーションごとに繰り返しアップデートファイルをダウンロードしなくて済むので便利です。アップデートがローカルのミラーサーバーにダウンロードされ、すべてのワークステーションに配信されるため、ネットワークトラフィックが過負荷状態になる危険性を回避することができます。ミラーからクライアントワークステーションをアップデートすると、ネットワークの負荷分散が最適化されると共に、インターネット接続の帯域幅が節約されます。
アップデートミラーを使用するようにESET Server Security for Linuxを設定する
1.Webインターフェイスで、設定 > アップデート > プライマリサーバーに移動します。
2.基本セクションで、自動的に選択するの横のトグルをオフにします。
3.アップデートサーバーフィールドで、次の形式のいずれかを使用して、ミラーサーバーのURLアドレスを入力します。
a.http://<IP>:<port>/<path_to_update_folder>
b.http://<hostname>:<port>/<path_to_update_folder>
4.該当するユーザー名とパスワードを入力します。
5.[保存]をクリックします。
ネットワークにその他のミラーサーバーがある場合は、上記の手順を繰り返して、セカンダリアップデートサーバーを設定します。
ローカルディレクトリからアップデート /updates/esetなどのローカルディレクトリからアップデートするには、アップデートサーバー フィールドを入力します。 file:///updates/eset/ |
ローカルディレクトリからアップデート
ローカルディレクトリからアップデートする場合は、これらのトラブルシューティングのヒントを使用して一般的な問題を解決してください。
アクセス拒否エラー
ディレクトリとファイルに正しい権限が設定されていることを確認します。アップデートプロセスは、eset-efs-updatedおよびeset-efs-daemonsグループで実行されます。パス内のすべてのディレクトリには実行権限が必要で、ミラー内のファイルには読み取り権限が必要です。例:
chmod o+x /updates/ /updates/eset/ chmod o+r /updates/eset/* |
ローカルミラーのユーザー名とパスワードは設定しないでください。 |