サービススクリプト
サービススクリプトは、望ましくない可能性があるオブジェクトをシステムから簡単に削除することによって、ESET SysInspectorを使用するユーザを支援するためのツールです。
ユーザは、サービススクリプトを使用して、ESET SysInspectorログの全体または選択した部分をエクスポートできます。エクスポート後、望ましくない可能性があるオブジェクトを削除対象としてマークできます。その後、変更されたログを実行して、マークされたオブジェクトを削除できます。
サービススクリプトは、以前にシステムに関する問題を診断した経験を持つ上級ユーザ向けのツールです。そうではないユーザが変更を行うと、オペレーティングシステムの障害を引き起こす可能性があります。
例 コンピュータが、ご使用のウイルス対策プログラムでは検出されないウイルスに感染している疑いがある場合は、次の手順を実行してください。 1.ESET SysInspectorを実行して、システムスナップショットを新規に生成します。 2.左のセクション(ツリー構造)で最初のアイテムを選択し、Shiftキーを押して最後のアイテムを選択して、すべてのアイテムをマークします。 3.選択したオブジェクトを右クリックして、[選択したセクションをサービススクリプトにエクスポート]を選択します。 4.選択したオブジェクトが新しいログにエクスポートされます。 5.次は、手順全体の中で最も重要なステップです。新しいログを開いて、削除対象のすべてのオブジェクトの-属性を+に変更します。オペレーティングシステムの重要なファイル/オブジェクトをマークしないように注意してください。 6.ESET SysInspectorを起動し、[ファイル]->[サービススクリプトの実行]をクリックして、スクリプトへのパスを入力します。 7.[OK]をクリックしてスクリプトを実行します。 |