Webインタフェース
メール隔離Webインターフェイスは、メール隔離マネージャに代わる機能ですが、ローカル隔離でのみ使用できます。
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メール隔離Webインターフェイスは、エッジ転送サーバーロールのサーバーでは使用できません。認証でActive Directoryにアクセスできないためです。 |
メール隔離Webインターフェイスでは、メール隔離状態を表示できます。隔離された電子メールオブジェクトを管理できます。このWebインターフェイスは、隔離レポートのリンクからアクセスするか、Webブラウザーにリンクを入力してアクセスできます。
メール隔離Webインターフェイスにアクセスするには、ドメイン資格情報を使用して認証する必要があります。Microsoft Internet Explorerは自動的にドメインユーザーを認証します。ただし、Webページ証明書は有効でなければなりません。自動ログインがMicrosoft Internet Explorerで有効になっている必要があります。また、メール隔離Webサイトをローカルイントラネットサイトに追加する必要があります。
Active Directoryに存在するすべてのユーザーはメール隔離Webインターフェイスにアクセスできますが、自分の電子メールアドレス(ユーザーのエイリアスを含む)に送信された隔離済み項目のみが表示されます。管理者はすべての受信者のすべての隔離済み項目を表示できます。
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ESET Mail SecurityはIISを使用して、メール隔離Webインターフェイスを実行していません。代わりに、 HTTPサーバーAPIを使用します。これには、SSLサポートが含まれ、安全なHTTP接続でデータを交換できます。 |
Web URL
これはメール隔離のWebインターフェイスが使用できるURLです。既定では、/quarantineがあるサーバーのFQDNです(例:mailserver.company.com/quarantine)。既定/quarantineの代わりに、独自の仮想ディレクトリを指定できます。いつでも値を編集し、Web urlを変更できます。
Web url値ば、スキーム(HTTP、HTTPS)とポート番号を使用せずに指定する必要があります。fqdn/virtualdirectory形式のみを使用します。また、FQDNの代わりにワイルドカードを使用できます。
Web urlを修正すると、元に戻す 
アイコンをクリックして元に戻すことはできません。エントリを削除し、テキストボックスを空にします。サーバーを再起動します。ESET Mail Securityが起動し、Web urlが空であることを検出すると、自動的にこのフィールドに既定のfqdn/quarantine値を入力します。
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ESET Mail Securityは4つの形式でWeb urlをサポートします。 強力なワイルドカード(+/quarantine) 詳細については、UrlPrefix文字列記事のホスト指定子カテゴリを参照してください。 |
Webおよびレポート言語
隔離Webインターフェイスと隔離レポートの言語を設定できます。
HTTPSポート
Webインターフェイスで使用されます。既定のポート番号は443です。
HTTPポート
電子メールレポート経由で隔離から電子メールをリリースする際に使用されます。
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SSL証明書がIISにインストールされていない場合、HTTPSポートバインドを設定します。HTTPまたはHTTPSのポート番号を変更する場合は、対応するIISのポートバインド を必ず追加してください。 |
リリースアクションをイベントに記録
項目をメール隔離からリリースするときには、このアクションがログファイルに書き込まれます。
既定の管理者を有効にする
既定では、Administratorsグループのメンバーには、メール隔離Webインターフェイスへの管理者アクセスが付与されます。管理者アクセスには制限がなく、管理者はすべての受信者のすべての隔離済み項目を表示できます。このオプションを無効にする場合は、管理者ユーザーアカウントのみがメール隔離Webインターフェイスへのアクセスがあります。
追加のアクセス権
メール隔離Webインターフェイスへの追加のアクセスをユーザーに付与し、アクセスタイプを選択できます。[編集]をクリックして、[追加のアクセス権]ウィンドウを開き、[追加]をクリックして、ユーザーへのアクセスを付与します。[新しいアクセス権限]ポップアップウィンドウで[選択]をクリックし、Active Directoryからユーザーを選択(1つのユーザーのみを選択可能)して、ドロップダウンリストから[アクセスタイプ]を選択します。
•管理者 - ユーザーはメール隔離Webインターフェイスへの管理者アクセスがあります。
•委任されたアクセス - ユーザーが別の受信者の隔離されたメッセージを表示および管理できるようにする(委任)場合は、このアクセスタイプを使用します。隔離されたメッセージが委任によって管理されるユーザーの電子メールアドレスを入力し、受信者アドレスを指定します。ユーザーのエイリアスがActive Directoryにある場合は、必要に応じて、各エイリアスに追加のアクセス権を追加できます。
メール隔離Webインターフェイスへの追加のアクセス権が付与されたユーザーの例:
メール隔離のWebインターフェイスにアクセスするには、Webブラウザを開き、詳細設定(F5) > サーバー > メール隔離 > Webインターフェイス > Web urlで指定されたURLを使用します。
リリース
Replayディレクトリを使用して電子メールを元の受信者にリリースし、隔離から削除します。送信をクリックして、処理を確定します。
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電子メールを隔離からリリースするときには、ESET Mail SecurityはTo: MIMEヘッダーを無視します。これは簡単にスプーフィングできるためです。代わりに、SMTP接続注に取得されたRCPT TO:コマンドから元の受信者情報を使用します。これにより、正しい電子メール受信者が隔離からリリースされるメッセージを受信します。 |
削除
項目を隔離から削除します。送信をクリックして、処理を確定します。
件名をクリックすると、タイプ、理由、送信者、日付、添付ファイルなどの隔離された電子メールの詳細が表示されたポップアップウィンドウが開きます。
ヘッダーの表示をクリックして、隔離されたメールのヘッダーを確認します。
必要に応じて、リリースまたは削除をクリックして、隔離された電子メールメッセージで処理を実行します。
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メール隔離Webインターフェイスから完全にログアウトするには、ブラウザウィンドウを閉じる必要があります。そうでない場合は、移動をクリックして隔離ビューに移動し、前の画面に戻ります。 |
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ブラウザーからメール隔離Webインターフェイスにアクセスできない場合や、HTTP Error 403.4 - Forbiddenなどのエラーが発生する場合は、選択されている隔離タイプを確認し、ローカル隔離になっていることと、Webインターフェイスを有効にするがオンになっていることを確認します。 |