マルウェア対策とスパイウェア対策
メールサーバーのマルウェア対策とスパイウェア対策オプションを設定できます。
|
転送エージェントは、メール転送保護を提供します。Microsoft Exchange Server 2010以降でのみ使用できますが、Microsoft Exchange Serverはエッジ転送サーバーまたはハブ転送サーバーロールが必要です。これは、1台のコンピュータに複数のExchange Serverロールがある1台のサーバーインストールにも適用されます(エッジまたはハブ転送ロールが含まれている場合にかぎる)。 |
駆除が不可能な場合に実行するアクション:
•アクションなし - 駆除できない感染メッセージを保持します。
•メッセージの隔離 - 感染したメッセージを隔離メールボックスに入れます。
•メッセージの拒否 - 感染メッセージを拒否します。
•メッセージをサイレントで破棄 - NDR (配信不能レポート)を送信せずにメッセージを破棄します。
|
アクションなしを選択し、同時に、ThreatSenseパラメータで駆除レベルを駆除なしに設定すると、保護の状態が黄色に変わります。これはセキュリティリスクのためで、この組み合わせを使用しないことをお勧めします。どちらか一方の設定を変更して、最適な保護を実現します。 |
各ESET Mail Securityモジュール(ウイルス対策、フィッシング対策、迷惑メール対策)で、個別に、転送レイヤーで検出された脅威に対するアクションを設定できます。
駆除および削除された添付ファイルのコピーをメール隔離に保存
元の添付ファイルのコピーはメール隔離に保存されます。
カスタムテキストを使用して、削除された添付ファイルを置換
有効にすると、削除された添付ファイルを置換するカスタムテキストを指定できます。
削除された添付ファイルを置換するために使用されるテキストの形式
添付ファイルを、実行されたアクションに関する詳細情報を含むテキストファイルに置き換えます。上記の設定(カスタムテキストを使用)を有効にした場合は、必要に応じて、変数を使用して、カスタム詳細で既定のテキストを修正できます。
|
電子メールメッセージで削除された添付ファイルの代用として使用されるテキストをカスタマイズするときに、変数を使用します。 %PRODUCTNAME% サイズ%FILENAME%の添付ファイル%FILESIZE%は、%PRODUCTNAME%のため、%DETECTIONNAME%によって削除されました。 カスタムテキスト形式には次の表示出力があります。 サイズ184 Bの添付ファイルeicar_com.zipは、Eicar testファイルのため、ESET Mail Securityによって削除されました。 |
メール転送保護
マルウェア対策とスパイウェア対策を有効にするを無効にすると、ESET Mail Security plug-in for Exchange serverはMicrosoft Exchange serverプロセスからアンロードされません。トランポート層ではウイルスを検査せずに、メッセージをパススルーだけします。メッセージはデータベース層でウイルスおよび迷惑メール検査され、既存のルールが適用されます。
メールボックスデータベース保護
マルウェア対策とスパイウェア対策を有効にするを無効にすると、ESET Mail Security plug-in for Exchange serverはMicrosoft Exchange serverプロセスからアンロードされません。データベース層ではウイルスを検査せずに、メッセージをパススルーだけします。メッセージはトランスポート層でウイルスおよび迷惑メール検査され、既存のルールが適用されます。
メールボックスデータベース検査
メールボックスデータベース検査を使用するには、メールボックスデータベース保護を無効にする必要があります。
レポートは、検出エンジンと機械学習コンポーネントによって実行されます。
メール転送保護、メールボックスデータベース保護、メールボックスデータベース検査の検査パラメータを修正します。