自動スタートアップファイルのチェック
システム起動時のファイルチェックスケジュールタスクを作成するときに、次のパラメータを調整するいくつかのオプションがあります。
検査対象 - システム起動時に実行されるファイルの検査のレベルを指定します。ファイルは次の基準に従って昇順で整理されます。
•すべての登録ファイル (検査対象のファイル数は最多)
•使用頻度が低いファイル
•検査レベル
•使用頻度が高いファイル
•最も使用頻度が高いファイルのみ (検査対象のファイル数は最小)
次の2つの検査対象グループも含まれます。
ユーザーログオン前のファイル実行
ユーザーがログオンしていない状態でアクセスできる場所のファイルが含まれます(サービス、ブラウザヘルパーオブジェクト、Winlogon通知、Windowsスケジューラのエントリ、既知のdllといったスタートアップの場所にあるすべてのファイル)。
ユーザーログオン後のファイル実行
ユーザーがログオンした後にのみアクセスできる場所にあるファイル(特定のユーザーだけが実行するファイル、通常はHKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Runにあるファイル)が含まれます。
検査対象のファイルのリストは、上記の各グループごとに固定されます。
検査の優先度
以下のとおりの、検査をいつ開始するかを決定するために使用する優先度レベル。
•通常 - システム負荷は平均的
•低 - システム負荷は低い
•ミニダンプ - システム負荷が可能なかぎり低い場合
•アイドル時 - システムのアイドル時にのみタスクが実行されます。