ファイアウォールルール

ファイアウォールルールは、すべてのネットワーク接続と、これらの条件に割り当てられたすべてのアクションを有意義にテストするために使用される一連の条件です。ファイアウォールルールを使用すると、さまざまな種類のネットワーク接続が確立されたときに実行されるアクションを定義できます。

ルールは上から下へと評価され、最初の列にその優先度が表示されます。最初に一致したルールのアクションは、評価されるネットワーク接続ごとに使用されます。

接続は、受信および送信接続に分けることができます。受信接続は、ローカルシステムとの接続を確立しようとするリモートデバイスによって開始されます。送信接続は逆方向に機能し、ローカルシステムがリモートデバイスに接続します。

新しい不明な通信が検出された場合は、それを許可するか拒否するかを慎重に検討する必要があります。未承認の接続、セキュリティで保護されていない接続、または不明な接続は、システムにセキュリティ上のリスクをもたらします。このような接続が確立されている場合は、コンピューターに接続しようとしているリモートデバイスとアプリケーションに注意することをお勧めします。多くの侵入者は、個人データを取得して送信したり、他の悪意のあるアプリケーションをホストワークステーションにダウンロードしたりしようとします。ファイアウォールを使用することで、そのような接続を検出して終了できます。

ファイアウォールルールが多数ある場合は、フィルターを使用して特定のルールのみを表示できます。ファイアウォールルールをフィルタリングするには、ファイアウォールルールのリストの上にある[その他のフィルター]をクリックします。次の条件に基づいてルールをフィルタリングできます。

•元

•方向

•アクション

•使用可否

既定では、事前定義されたファイアウォールルールは非表示になっています。事前定義されたルールをすべて表示するには、[ビルトイン(定義済み)ルールを非表示]の横にあるトグルを無効にします。これらのルールは無効にできますが、事前定義されたルールは削除できません。