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電子メールクライアント保護

ESET Server Securityをメールクライアントと統合すると、メールメッセージにおいて悪意のあるコードから積極的に保護するレベルが向上します。メールクライアントがサポートされている場合、統合をESET Server Securityで有効にできます。統合がアクティベーションされている場合、ESET Server Securityツールバーが直接電子メールクライアントに挿入され、より効率的な電子メール保護が可能になります。統合設定は、詳細設定(F5) > Webとメール > 電子メールクライアント保護 > 電子メールクライアント統合にあります。

電子メールクライアント統合

現在サポートされている電子メールクライアントは、Microsoft Outlookのみです。電子メール保護はプラグインとして機能します。プラグインの主な利点は、使用されるプロトコルに依存しない点です。暗号化されたメールをメールクライアントが受信した場合、メールは解読されてウイルススキャナーに送信されます。サポートされている電子メールクライアントとそのバージョンの一覧については、次のナレッジベース記事を参照してください。

添付ファイル処理最適化 - 最適化が無効になっている場合、すべての添付ファイルは直ちに検査されます。無効になっていると、電子メールクライアントのパフォーマンスが低下することがあります。

詳細電子メールクライアント処理 - 電子メールクライアントの使用時にシステムの速度が低下する場合は、このオプションを無効にしてください。

現在、メールクライアントとしてMicrosoft Outlook、Outlook Express、Windows Mail、Windows Live Mailがサポートされています。メールの保護は、これらのプログラムのプラグインとして機能します。プラグインの主な利点は、使用されるプロトコルに依存しない点です。暗号化されたメールをメールクライアントが受信した場合、メールは解読されてウイルススキャナーに送信されます。統合が有効になっていない場合でも、電子メールクライアント保護モジュール(POP3、IMAP)によってメール通信は保護されます。

クライアントプラグインによって電子メール保護を有効にする

電子メールクライアントとの統合を削除せずに、電子メールクライアント保護を無効にできます。すべてのプラグインを一度に無効にするか、次のように選択して無効にできます。

受信メール - 受信メールを検査対象にする。

送信メール - 送信メールを検査対象にする。

既読メール - 既読メールを検査対象にする。

変更された電子メール - 変更されたメッセージの検査を切り替えます。

感染メールに対して実行するアクション

何もしない - これを有効にすると、感染している添付ファイルは特定されますが、メールに対してはいずれのアクションも実行されずそのまま残ります。

メールを削除する - 侵入がユーザーに通知され、メールは削除されます。

メールを削除済みフォルダに移動する - 感染しているメールを自動的に[削除済み]フォルダに移動します。

メールをフォルダに移動する - 感染しているメールを自動的に指定したフォルダに移動します。

フォルダー

検出に感染した電子メールを移動するカスタムフォルダを指定します。