検査のスケジュール
ESET Server Security for Linux v8にはビルトインのスケジューラがあり、定義した日時に定期カスタム検査を実行できます。ビルトインのスケジューラを使用せずに定期カスタム検査を設定するには、次の手順に従います。
Unixベースのシステムでは、cronを使用して、任意の期間にオンデマンド検査をスケジュールします。
スケジュールされたタスクを設定するには、ターミナルウィンドウからクローンテーブル(crontab)を編集します。
初めてクローンテーブルを編集する場合は、対応する番号を押してエディターを選択するオプションが表示されます。使いやすいエディターを選択します(この例では、変更を保存するときに以下のNanoエディターを選択します)
毎週日曜日午前2時に詳細完全ディスク検査をスケジュールする
1.cronテーブルを編集するには、検査対象のフォルダーにアクセスできる特権ユーザーで、ターミナルウィンドウから次のコマンドを実行します。
sudo crontab -e |
2.矢印キーを使用して、crontabに表示されるテキストの下に移動し、次のコマンドを入力します。
0 2 * * 0 /opt/eset/efs/bin/odscan --scan --profile="@In-depth scan" / &>/dev/null |
3.変更を保存するには、CTRL + Xを押して、Yと入力して、Enterを押します。
毎晩午後11時に特定のフォルダーのスマート検査をスケジュールする
この例では、毎晩/var/www/download/フォルダーの検査を実行するようにスケジュールします。
1.cronテーブルを編集するには、検査対象のフォルダーにアクセスできる特権ユーザーで、ターミナルウィンドウから次のコマンドを実行します。
sudo crontab -e |
2.矢印キーを使用して、crontabに表示されるテキストの下に移動し、次のコマンドを入力します。
0 23 * * 0 /opt/eset/efs/bin/odscan --scan --profile="@Smart scan" /var/www/download/ &>/dev/null |
3.変更を保存するには、CTRL + Xを押して、Yと入力して、Enterを押します。