全般

[全般]セクション([設定] > [詳細設定を表示する...]> [全般])で、以下のタイプのアプリケーションを検出するように設定できます。

 

望ましくない可能性があるアプリケーション - 望ましくない可能性があるアプリケーションは、必ずしも悪意があるとは限りませんが、コンピューターのパフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があります。通常、このようなアプリケーションをインストールするには同意が必要です。このようなアプリケーションをコンピューターにインストールすると、アプリケーションをインストールする前とは異なる状態でシステムが動作します。最も大きな変化としては、不要なポップアップウィンドウ、隠しプロセスの開始と実行、システムリソースの使用率の増加、検索結果の変更、アプリケーションがリモートサーバーと通信することなどがあります。

安全ではない可能性があるアプリケーション - 安全ではない可能性があるアプリケーションとは、そのアプリケーションがインストールされたことをユーザーが知らない場合、攻撃者によって悪用される可能性のある、市販の適正なソフトウェアのことを指します。これには、リモートアクセスツールなどのプログラムが含まれます。そのため、既定ではこのオプションは無効に設定されています。

不審なアプリケーション - パッカーまたはプロテクターを使用して圧縮されたプログラムなどが挙げられます。この種のプロテクターは、検出を回避するためにマルウェアの作成者によって使用されることがよくあります。パッカーは、数種類のマルウェアを単一のパッケージに含める自己解凍型のランタイム実行可能ファイルです。最も一般的なパッカーは、UPX、PE_Compact、PKLite、およびASPackです。同じマルウェアでも、異なるパッカーを使用して圧縮されると、異なる方法で検出される場合があります。パッカーはまた、時間の経過と共に自身の「シグネチャ」を変化させることで、マルウェアの検出および除去をより一層難しくすることができます。

 

ファイルシステムまたはWebとメールの除外を設定するには、[設定]ボタンをクリックします。