新しいタスクの作成

スケジューラで新しいタスクを作成するには、[タスクの追加]ボタンをクリックするか、またはCtrlキーを押してブランクのフィールド内をクリックし、コンテキストメニューから[追加]を選択します。 次の4種類のスケジュールされたタスクが使用可能です。

アプリケーションの実行

アップデート

コンピュータの検査

システムのスタートアップファイルのチェック


note

ユーザー定義のタスク

既定では、アプリケーションは、ESETが作成した、権限が制限された専用ユーザーによって実行されます。 既定のユーザーから変更するには、ユーザー名、コロン(:)、コマンドの順に入力します。 この機能では、rootユーザーを使用することもできます。


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例: ユーザーとしてタスクを実行

この例では、電卓アプリをスケジュールし、選択した時刻にユーザーUserOneとして起動するようにします。

1.スケジューラータスクの追加を選択します。

2.タスク名を入力します。 スケジュールされたタスクとしてアプリケーションの実行を選択します。 タスクの実行ウィンドウで、1回を選択して、このタスクを1回実行します。 [次へ]をクリックします。

3.[参照]をクリックし、電卓アプリを選択します。

4.アプリケーションパスの前にUserOne:を入力(UserOne:'/Applications/Calculator.app/Contents/MacOs/Calculator')し、次へをクリックします。

5.タスクを実行する時刻を選択し、次へをクリックします。

6.タスクを実行できない場合は、代替オプションを選択し、次へをクリックします。

7.[完了]をクリックします。

8.ESETスケジューラーにより、選択した時刻に電卓アプリが起動します。


important

ユーザー名の制限事項

スペースまたは空白文字をユーザー名の前で使うことはできません。 ユーザー名ではスペースを使用することもできません。 空白文字を使用してください。  


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ディレクトリ所有者として検査

次のディレクトリの所有者として、ディレクトリを検査できます。

root:for VOLUME in /Volumes/*; do sudo -u \#`stat -f %u "$VOLUME"` '/Applications/ESET Endpoint Security.app/Contents/MacOS/esets_scan' -f /tmp/scan_log "$VOLUME"; done

 

また、現在のログインユーザーとして、/tmpフォルダーを検査することもできます。

root:sudo -u \#`stat -f %u /dev/console` '/Applications/ESET Endpoint Security.app/Contents/MacOS/esets_scan' /tmp


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例: 更新タスク

この例では、指定された時刻に実行される更新タスクを作成します。

1.[スケジュールタスク]ドロップダウンメニューから[アップデート]を選択します。

2.[タスク名]フィールドにタスクの名前を入力します。

3.[実行タスク]ドロップダウンメニューからタスクの頻度を選択します。 選択された頻度に基づいて、さまざまなアップデートパラメーターを指定するように指示されます。 [ユーザー定義]を選択すると、cronフォーマットで日付/時刻を指定するためのプロンプトが表示されます(詳細については「ユーザー定義タスクの作成」セクションを参照してください)。

4.次のステップで、スケジュールされた時刻にタスクを実行できない場合や完了できない場合の代替オプションを選択します。

5.[完了]をクリックします。 新しくスケジュールされたタスクが、現在スケジュールされているタスクのリストに追加されます。

既定では、ESET Endpoint Security for macOSには、製品を正常に機能させるため、いくつかの重要なタスクがあらかじめスケジュール設定されています。 これらのタスクは、変更されないように既定では非表示にされています。 これらのタスクを表示するには、メインメニューから[設定] > [アプリケーション設定を入力する...] > [スケジューラ]をクリックし、[システムタスクを表示する]を選択します。