ミラーアップデートの問題のトラブルシューティング

一般的に、ミラーサーバーからのアップデート中の問題は、次の1つ以上の原因が該当します。ミラーフォルダオプションの指定が正しくない、ミラーフォルダへの認証データが正しくない、ミラーからアップデートファイルのダウンロードを試行するローカルワークステーションの設定が正しくない、これらの理由の組み合わせ。以下に、ミラーからのアップデート時に発生する可能性のあるよくある問題の概要を紹介します。

ESET Endpoint Securityミラーサーバへの接続エラーが報告される - 原因として、ローカルワークステーションが更新をダウンロードするアップデートサーバー(ミラーフォルダーのネットワークパス)が正しく指定されていないことが考えられます。フォルダーを確認するには、Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行]をクリックします。次に、フォルダー名を入力し、[OK]をクリックします。フォルダーの内容が表示されます。

ESET Endpoint Securityでユーザー名とパスワードが要求される - 原因として、アップデートセクションで認証データ(ユーザー名とパスワード)が正しく入力されていないことが考えられます。ユーザー名とパスワードは、プログラムが自身を更新するアップデートサーバーへのアクセスを許可するために使用されます。認証データが適切な形式で正しく入力されていることを確認してください。たとえば、<ドメイン>/<ユーザー名>または<ワークグループ>/<ユーザー名>とそれに対応するパスワードを入力します。"全てのユーザー"がミラーサーバにアクセス可能であっても、全てのユーザーがアクセスを許可されているわけではありません。"全てのユーザー"とは、全ての認証されていないユーザーを意味するのではなく、全てのドメインユーザーがフォルダにアクセスできることを意味します。つまり、"全てのユーザー"がフォルダにアクセス可能な場合でも、アップデートの設定セクションでドメインユーザー名とパスワードを入力する必要があります。

ESET Endpoint Securityミラーサーバーへの接続エラーが報告される - ミラーのHTTPサーバーへのアクセスについて定義されているポート上の通信がブロックされています。

ESET Endpoint Securityがアップデートファイルのダウンロード中にエラーを報告する - 原因として、ローカルワークステーションのアップデートファイルのダウンロード元であるアップデートサーバー(ミラーフォルダーのネットワークパス)が正しく指定されていないことが考えられます。