電子メール通知
ESET Endpoint Securityは、選択されている詳細レベルのイベントの発生時に、自動的に通知メールを送信できます。基本セクションで、[電子メールで通知を送信する]をオンにして、電子メール通知を有効にします。
SMTPサーバー
SMTPサーバー - 通知を送信するために使用されるSMTPサーバー(例:smtp.provider.com:587、事前定義されたポートは25)。
TLS暗号化機能を備えたSMTPサーバーは、ESET Endpoint Securityでサポートされます。 |
ユーザー名とパスワード - SMTPサーバで認証を要求する場合、有効なユーザー名とパスワードをフィールドに入力して、SMTPサーバへのアクセスを許可する必要があります。
送信者アドレス - 通知メールのヘッダーに表示される送信者アドレスをこのフィールドに指定します。
受信者アドレス - 通知メールのヘッダーに表示される受信者アドレスをこのフィールドに指定します。セミコロン「;」を使用して、複数の電子メールアドレスを区切ります。
TLSを有効にする - TLS暗号化でサポートされる警告と通知メッセージの送信を有効にします。
電子メール設定
[通知の最低レベル]ドロップダウンメニューで、送信する通知の開始重要度を選択できます。
•診断 - プログラムおよび上記のすべてのレコードを微調整するのに必要な情報をログに記録します。
•情報 - 標準以外のネットワークイベントなどのアップデートの成功メッセージを含むすべての情報メッセージと上記のすべてのレコードを記録します。
•警告- 重大なエラーと警告メッセージを記録します(アンチステルスが正しく実行されていないか、アップデートが失敗しました)。
•エラー - エラー(ドキュメント保護が起動していません)や重大なエラーを記録します。
•重大 - 重大なエラー(ウイルス対策保護の開始エラーや感染したシステム)のみを記録します。
各通知を別のメールで送信- 有効にすると、受信者は、各個別の通知に関する新しい電子メールを受信します。 このため、短期間で大量の電子メールを受信する場合があります。
新しい通知メールが送信される間隔(分)- 新しい通知が電子メールに送信されるまでの間隔(分)。この値を0に設定すると、通知がただちに送信されます。
メッセージの書式
プログラムとリモートユーザーまたはシステム管理者間の通信は、メールまたはLANメッセージ(Windowsメッセージングサービスを使用)によって行われます。警告メッセージおよび通知の既定のフォーマットは、ほとんどの状況に適しています。ただし、場合によっては、イベントメッセージのフォーマットを変更しなければならないことがあります。
イベントメッセージの書式 - リモートコンピュータで表示されるイベントメッセージの形式。
脅威警告メッセージの書式 - 脅威警告と通知メッセージには定義済みの既定の形式があります。 この書式は変更しないようお勧めします。 ただし、状況によっては(自動メール処理システムを使用している場合など)、メッセージの書式を変更しなければならないことがあります。
文字セット – Windows地域設定(windows-1250、Unicode (UTF-8)、ACSII 7-bit、日本語(ISO-2022-JP)など)に基づいて、電子メールメッセージをANSI文字エンコーディングに変換します。結果として、"á"は"a"に変換され、不明な記号は"?"に変換されます。
Quoted-printableエンコーディングを使用 – 電子メールメッセージのソースはQuoted-printable (QP)書式でエンコードされます。この書式は、ASCII文字を使用し、特殊な各国語文字を8ビット書式(áéíóú)の電子メールで正確に送信できます。
メッセージでは、指定されている実際の情報でキーワード(%記号で区切られた文字列)が置き換えられます。使用可能なキーワードは次のとおりです。
•%TimeStamp%- イベントの日時
•%Scanner%- 関連するモジュール
•%ComputerName%- 警告が発生したコンピュータの名前
•%ProgramName%- 警告を生成したプログラム
•%InfectedObject%- 感染しているファイルやメールなどの名前
•%VirusName%- ウイルスのID
•%Action% – 侵入に対する処理
•%ErrorDescription% - ウイルス以外のイベントの説明
キーワード%InfectedObject%および%VirusName%はマルウェア警告メッセージのみで使用され、%ErrorDescription%はイベントメッセージのみで使用されます。