配布用アップデート
ESETセキュリティ製品(ESET PROTECT、ESET Endpoint Antivirusなど)では、アップデートファイルのコピーを作成しネットワーク内の他のワークステーションをアップデートすることができます。ミラーを使用すると各ワークステーションでベンダのアップデートサーバーから繰り返しアップデートファイルをダウンロードしなくて済むので便利です。アップデートがローカルのミラーサーバーにダウンロードされ、すべてのワークステーションに配信されるため、ネットワークトラフィックが過負荷状態になる危険性を回避することができます。ミラーからクライアントワークステーションをアップデートすると、ネットワークの負荷分散が最適化されると共に、インターネットの帯域幅が節約されます。
アップデートミラーを使用するようにESET Endpoint Antivirus for Linuxを設定する
1.ESET PROTECTで、ポリシー > 新しいポリシーをクリックし、ポリシーの名前を入力します。
2.設定をクリックし、ドロップダウンメニューからESET Endpoint for Linux (V7+)を選択します。
3.アップデート > プライマリサーバーをクリックします。
4.基本セクションで、自動的に選択するの横のトグルをオフにします。
5.アップデートサーバーフィールドで、次の形式のいずれかを使用して、ミラーサーバーのURLアドレスを入力します。
•http://<IP>:<port>/<path_to_update_folder>
•http://<hostname>:<port>/<path_to_update_folder>
6.該当するユーザー名とパスワードを入力します。
7.設定 > 割り当てをクリックします。ポリシーが適用されるコンピューターの任意のグループを選択します。
8.OKをクリックしてから、完了をクリックします。
ネットワークにその他のミラーサーバーがある場合は、上記の手順を繰り返して、セカンダリアップデートサーバーを設定します。