ターミナル経由のオンデマンド検査

構文: /Applications/ESET\ Endpoint\ Antivirus.app/Contents/MacOS/odscan [OPTIONS..]

オプション - 短い形式	オプション - 長い形式	説明
-l	--list	現在実行中の検査を表示する
	--list-profiles	すべての使用可能な検査プロファイルを表示
	--all	他のユーザーが実行した検査も表示(ルート権限が必要)
-r	--resume=session_id	session_idで指定された一時停止中の検査を再開
-p	--pause=session_id	session_idで指定された検査を一時停止
-t	--stop=session_id	session_idで指定された検査を停止
-s	--scan	検査の開始
	--show-scan-info	開始した検査に関する基本情報(log_nameを含む)を表示
	--profile=PROFILE	選択されたプロファイル名で検査
	--profile-priority=優先度	タスクは、指定された優先度で実行されます。優先度は、通常、低、最低、アイドルです。
	--readonly	駆除せずに検査する
	--local	ローカルドライブの検査
	--network	ネットワークドライブの検査
	--removable	リムーバブルメディアの検査
	--exclude=FILE	選択されたファイルまたはディレクトリーをスキップする
	--ignore-exclusions	除外されたパスと拡張子も検査

odscanユーティリティは検査の完了後、終了コードで終了します。検査が完了した後に、ターミナルウィンドウでecho $?を実行すると、終了コードが表示されます。

終了コード	意味
0	マルウェアは検出されませんでした
1	マルウェアが検出され、駆除されました
10	一部のファイルはスキャンできません(マルウェアの可能性あり)
50	マルウェアが検出されました
100	エラー

例

バックグラウンドプロセスとして、「@Smart scan」検査プロファイルを使用して、再帰的に/root/ディレクトリのオンデマンド検査を実行します。

/Applications/ESET\ Endpoint\ Antivirus.app/Contents/MacOS/odscan --scan --profile="@Smart scan" / &

複数の宛先に関して「@Smart scan」検査プロファイルを使用して、再帰的にオンデマンド検査を実行します。

/Applications/ESET\ Endpoint\ Antivirus.app/Contents/MacOS/odscan --scan --profile="@Smart scan" /Application/ /tmp/ /home/

すべての実行中の検査のリストを表示する

/Applications/ESET\ Endpoint\ Antivirus.app/Contents/MacOS/odscan -l

session-id "15"の検査を一時停止します。検査を開始すると、各検査の一意のsession-idが生成されます。

/Applications/ESET\ Endpoint\ Antivirus.app/Contents/MacOS/odscan -p 15

session-id "15"の検査を停止します。検査を開始すると、各検査の一意のsession-idが生成されます。

/Applications/ESET\ Endpoint\ Antivirus.app/Contents/MacOS/odscan -t 15

ディレクトリ/exc_dirと除外されたファイル/eicar.comを使用して、オンデマンド検査を実行します。

/Applications/ESET\ Endpoint\ Antivirus.app/Contents/MacOS/odscan --scan --profile="@In-depth scan" --exclude=/exc_dir/ --exclude=/eicar.com /

リムーバブルデバイスのブートセクターを検査します。以下のコマンドを特権ユーザーとして実行します。

sudo /Applications/ESET\ Endpoint\ Antivirus.app/Contents/MacOS/odscan --scan --profile="@In-depth scan" --boot-removable

˄˅