検査プロファイル

ESET Endpoint Antivirusには、次の4つの定義済み検査プロファイルがあります。

スマート検査: これは既定の詳細検査プロファイルです。スマート検査プロファイルは、Smart Optimization技術を使用しており、前回の検査で感染していないことが判明したファイルのうち、その検査以降変更されていないファイルを除外します。これにより、検査時間を短縮でき、システムセキュリティへの影響を最小限に抑えることができます。

コンテキストメニュー検査: コンテキストメニューから、任意のファイルのオンデマンド検査を開始できます。コンテキストメニュー検査プロファイルでは、この方法で検査をトリガーするときに使用される検査構成を定義できます。

詳細検査: 既定では、詳細検査プロファイルはSmart optimizationを使用しないため、このプロファイルを使用して検査から除外されるファイルはありません。

コンピューターの検査 : これは標準コンピューターの検査で使用される既定のプロファイルです。

目的の検査パラメーターを保存して、後で検査を行う際に使用できます。 さまざまな検査対象、検査方法、およびその他のパラメーターについて、定期的に行う検査ごとにプロファイルを作成することをお勧めします。

新しいプロファイルを作成するには、[詳細設定]ウィンドウ(F5)を開き、[検出エンジン] > [マルウェア検査] > [オンデマンド検査] > [プロファイルのリスト]をクリックします。 ‏[プロファイルマネージャ]ウィンドウには、既存の検査プロファイルと、新しいプロパティを作成するためのオプションを表示する[選択したプロファイル]ドロップダウンメニューがあります。 各自のニーズに合った検査プロファイルを作成するための参考情報として、「ThreatSenseエンジンのパラメーターの設定」にある検査設定の各パラメーターの説明を参照してください。


note

既にある[コンピューターの検査]の設定は部分的にしか自分のニーズを満たさないので、独自の検査プロファイルを作成する必要があると仮定します。たとえば、ランタイム圧縮形式安全でない可能性があるアプリケーションは、検査しません。また、[厳密な駆除]を適用することにします。 [プロファイルマネージャ]ウィンドウで新しいプロファイルの名前を入力し、[追加]をクリックします [選択したプロファイル]ドロップダウンメニューから新しいプロファイルを選択し、要件に合わせて残りのパラメータを調整し、[OK]をクリックして新しいプロファイルを保存します。