アップデートのロールバック

検出エンジン/プログラムモジュールの新規アップデートが不安定であったり破損している疑いのある場合、前のバージョンにロールバックし、設定した期間中のアップデートを無効にできます。あるいは、無期限に延期した場合、前に無効にしたアップデートを有効にすることもできます。

ESET Endpoint Antivirusは、[ロールバック]機能を使用するため、検出エンジンとプログラムモジュールのスナップショットを記録します。 ウイルスデータベースのスナップショットを作成するには、[モジュールのスナップショットを作成する]チェックボックスを有効にしておきます。 [ローカルに保存するスナップショットの数]フィールドにより、保存されている以前の検出エンジンスナップショットの数が定義されます。

[ロールバック]([詳細設定] (F5) > [アップデート] > [基本] > [モジュールロールバック])をクリックする場合、検出エンジンおよびプログラムモジュールアップデートを休止する期間を指定する時間間隔をドロップダウンメニューから選択する必要があります。

DIALOG_UPDATE_ROLLBACK

アップデート機能を手動で復元するまで、定期アップデートを無期限に延期するには、[取り消しまで]を選択します。これには潜在的なセキュリティリスクがあるため、このオプションの選択はお勧めしません。

検出エンジンのバージョンは最も古いものにダウングレードされて、ローカルのコンピューターファイルシステムにスナップショットとして保存されます。

note

注意

検出エンジンの最新のバージョンは19959番であると仮定します。 検出エンジンのスナップショットとして、19958と19956が保存されているとします。 たとえば、コンピューターがオフになっていて、19957がダウンロードされるよりも前により新しいアップデートが利用できるようになったため、19957は使用不可であることに注意してください。 [ローカルに保存するスナップショットの数]フィールドを2に設定して[ロールバック]をクリックすると、検出エンジン(プログラムモジュールを含む)はバージョン番号19956に復元されます。このプロセスには少々時間がかかることがあります。 [アップデート]セクションでESET Endpoint Antivirus のメインプログラムウィンドウから検出エンジンのバージョンがダウングレードされたかどうかを確認します。