応答
メッセージ検査の結果に基づいて、ESET NOD32 Antivirusは検査したメッセージを移動したり、件名にカスタムテキストを追加したりできます。これらの設定は、詳細設定 > 保護 > 電子メールクライアント保護 > メールボックス保護 > 応答で設定できます。
検出を含むメッセージがある場合、既定では、ESET NOD32 Antivirusはメッセージの駆除を試行します。メッセージを駆除できない場合は、駆除できない場合に実行するアクションを選択できます。
•何もしない - これを有効にすると、感染している添付ファイルは特定されますが、メールに対してはいずれのアクションも実行されずそのまま残ります。
•メールの削除 - 侵入がユーザーに通知され、メールは削除されます。
•メールをゴミ箱に移動する - 感染しているメールを自動的に[削除済み]フォルダに移動します。
•メールを次のフォルダに移動(既定のアクション) - 感染しているメールを自動的に指定したフォルダに移動します。
移動先のファイル - 検出に感染した電子メールを移動するカスタムフォルダを指定します。
電子メールが検査された後、スキャン結果を記載した通知をメールに追加することができます。受信メールと既読メールに検査メッセージを追加または送信メールに検査メッセージを追加を選択できます。まれに、問題のあるHTMLメッセージの場合やメッセージがマルウェアによって偽造された場合は、タグメッセージが存在しないことがあることに注意してください。タグメッセージは、受信/既読メールまたは送信メール(あるいはその両方)に追加することができます。使用可能なオプションは次のとおりです。
•追加しない - タグメッセージが追加されません。
•検出が発生したとき - 悪意のあるソフトウェアをもった検査通知のみに検査済みのマークが付けられます(既定)。
•検査時にすべての電子メール - 検査された全てのメールに検査通知が追加されます。
受信メールと既読メールの件名を更新 / 送信メールの件名を更新 - このオプションを有効にすると、以下で指定したカスタムテキストがメッセージに追加されます。
検出された電子メールの件名に追加するテキスト – 感染メールの件名のプレフィックス形式を変更する場合はこのテンプレートを編集します。この機能を実行すると、メッセージの件名"Hello"が、"[detection %DETECTIONNAME%] Hello"で置き換えられます。変数の%DETECTIONNAME%は検出を表します。