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POP3/POP3Sスキャナ

POP3プロトコルは、電子メールクライアントアプリケーションでのメールの受信に最もよく使用されているプロトコルです。ESET NOD32 Antivirusでは、使用される電子メールクライアントに関係なく、このプロトコルに対する保護機能を備えています。

この制御を提供する保護機能はシステム起動時に、自動的に起動され、メモリでアクティブになります。POP3プロトコルの検査は、メールクライアントを設定し直さなくても、自動的に実行されます。既定では、ポート110にある全ての通信が検査されますが、他の通信ポートは必要に応じて追加できます。複数のポート番号は、コンマで区切る必要があります。

暗号化された通信は、既定で検査されます。スキャナーの設定を表示するには、詳細設定 > Webとメール > SSL/TLSを開きます。

このセクションでは、POP3およびPOP3Sプロトコルの検査を設定できます。

POP3のチェックを有効にする - 有効にすると、POP3を使用する全てのトラフィックで悪意のあるソフトウェアが監視されます。

POP3プロトコルが使用するポート - POP3プロトコルによって使用されるポートのリストです(既定では110)。

ESET NOD32 Antivirusは、POP3Sプロトコルの検査もサポートしています。このタイプの通信では、暗号化チャンネルを使用して、サーバとクライアント間で情報を送受信します。ESET NOD32 Antivirusは、SSL (Secure Socket Layer)およびTLS (Transport Layer Security)の暗号化手法を使用した通信を検査します。

POP3Sのチェックを使用しない - 暗号化通信はチェックされません。

選択したポートに対してPOP3Sプロトコルのチェックを使用する - [POP3Sプロトコルで使用するポート]で定義されているポートに関してのみPOP3Sのチェックを有効にする場合は、このオプションを選択します。

POP3Sプロトコルで使用されるポート - 検査するPOP3Sポートのリストです(既定では995)。