ESET PROTECTからエンドポイント製品を管理する方法

ESETビジネスソリューションの管理を開始する前に、初期設定を実行する必要があります。 特に、スタートアップウィザードを省略した場合、ステータス概要を使用することをお勧めします。 管理者はESET PROTECT Webコンソールからさまざまなタスクを実行し、製品をインストールして、クライアントコンピューターを制御できます。

ESET Managementエージェントとエンドポイントセキュリティ製品のインストール

ESET PROTECTでは、各管理対象のクライアントコンピューターにESET Managementエージェントをインストールする必要があります。ESET Managementエージェントは、エンドポイントセキュリティ製品と一緒にインストールできます。 インストール前に、ESET PROTECTにライセンスをインポートし、その後のインストールで使用できるようにすることをお勧めします。 エンドポイント製品をインストールするには複数の方法があります。

エージェントとESETセキュリティ製品のインストーラー、またはESET Remote Deployment Toolを使用して、エンドポイント製品とESET Managementエージェントを同時にインストールします。

クライアントタスクを使用して、既にESET ManagementエージェントがインストールされたクライアントにESETエンドポイント製品をインストールします。

エンドポイントセキュリティ製品の管理 ESET PROTECT

すべてのエンドポイントセキュリティ製品はESET PROTECT Webコンソールから管理できます。ポリシーは、単一のコンピューターまたはグループに設定を適用するために使用されます。たとえば、ポリシーを作成し、特定のWebローカリティへのアクセスをブロックしたり、スキャナー設定検出感度(Endpoint 7.2以降で提供)を変更したり、すべての他の設定を変更したりできます。に示すように、ポリシーはマージできます。ESET PROTECTを使用して設定されるポリシーはクライアントコンピューターのユーザーによって上書きできません。ただし、管理者は上書き機能を使用して、ユーザーがクライアントで一時的に変更することを許可できます。変更が完了したら、クライアントから最終設定を要求し、新しいポリシーとして保存できます。

タスクを使用して、クライアントを管理することもできます。タスクはWebコンソールから展開されESET Managementエージェントによってクライアントで実行されます。Windowsエンドポイントの最も一般的なクライアントタスク:

モジュールのアップデート (ウイルスデータベースのアップデート)

オンデマンド検査の実行

カスタムコマンドの実行

コンピューターと製品設定の要求

コンピューターステータスの報告とクライアントから ESET PROTECTに情報を取得する

各クライアントコンピューターはエージェント経由でESET ManagementESET PROTECTに接続されます。エージェントは、クライアントコンピューターとソフトウェアに関するすべての必要な情報をESET PROTECTサーバーに報告します。 エージェントとサーバー間の通信は既定では1分に設定されますがESET Managementエージェントポリシーで変更できます。 エンドポイントまたはESETセキュリティ製品からのすべてのログはESET PROTECTサーバーに送信されます。

インストールされたESET製品の情報と、クライアントのOSとステータスに関する他の基本情報は、コンピューターにあります。クライアントを選択し、詳細を表示をクリックします。ウィンドウのgear_icon 設定セクションで、ユーザーは古い設定を検索したり、現在の設定を要求したりできます。SysInspectorセクションでは、ユーザーがログを要求できます(Windowsコンピューターからのみ)。

Webコンソールでは、クライアントデバイスからすべての検出 のリストにアクセスできます。1つのデバイスからの検出は、コンピューターに表示されます。クライアントを選択し、詳細を表示 > 検出と隔離をクリックします。 クライアントコンピューターがESET Enterprise Inspectorを実行する場合、Enterprise Inspector検出を表示して管理できます。

オンデマンドでカスタムレポートを生成するか、スケジュールされたタスクを使用して、ネットワークのクライアントデータを表示できます。定義済みレポートテンプレートは重要なデータをすばやく収集できます。また、独自の新しいテンプレートを作成できます。レポートの例には、コンピューター、検出、隔離、必要なアップデートに関する集約情報があります。


important

ユーザーは十分な権限があるレポートテンプレートのみを使用できます。既定では、すべてのテンプレートがすべてグループに保存されます。レポートには、ユーザーの権限範囲内のコンピューターとイベントの情報のみが含まれます。レポートテンプレートがその他のユーザー間で共有される場合でも、各ユーザーのレポートにはそのユーザーに権限があるデバイスの情報しか含まれません。アクセス権の詳細については、権限の一覧を参照してください。